僕のマイクロバイオーム論

僕のマイクロバイオーム論(32)ライオンとダックスフントの友愛というのはあまりに擬人的である。種という壁を勝手に作り勝手に乗り越えると感動するのは人の勝手なのだ

www.youtube.com これって、マイクロバイオームに生命というコロニーが操られている事を実証している。 と言うよりもこの現象を合理的に説明するには「種を超えた友情説」よりも、「身体というコロニーを操るマイクロバイオーム論」のほうが筋が通る。僕は犬…

僕のマイクロバイオーム論(31)「同じ釜の飯を食う」と言う表現は何を意味しているのだろうか?

この3ヶ月ほどマユのご飯を作っている。 僕、ペットのマユは、ほぼ同じものを食べるのだ。 それも素材から作っている「生命」に溢れた食事である。それ以降、どうも態度が違うのである。 以前は、余り入ってこなかった僕の布団に入ってくるようになった。 色…

フレイルを「病気=治療の対象」と考える医学には死と向き合うことは出来ない。僕のマイクロバイオーム論(30)金玉とマ◯コがセックスをしているわけではない。

今の父は明らかに「フレイル」と呼ばれる状態だ。 色々と調べると分かるが、この状態には医学は何も打つ手を持たいない。 医学は筋肉量の減少と定義して、栄養を無理やり身体に入れて運動させろという。 同様に医学は「摂食障害(拒食症・過食症)」・「依存…

バトル オブ セクシーズ には驚いた。「僕のマイクロバイオーム論」(29)家族という欲望を閉じ込める小さな檻(1)

ちょっと面白いスポーツ映画かと思ったのだが、どうしてどうして、とんでもない(素晴らしい)映画であった。 実話であるのにびっくりした。 www.youtube.comLGBTQについて実にストレートに取り組んでいるのである。 主人公の夫婦の関係や同性の恋人との出会…

「庭いじりの贅沢」2019年 鯉の産卵「僕のマイクロバイオーム論」(28)セックスのこと。「家庭という装置」は、セーフティに欲望を満足させるためのもの

2016年に6月末に鯉が産卵した。 masaya50.hatenadiary.jp今年は早い。 池の表面が泡立って、大きな鯉同士が追いかけあっていた。 2016年に生まれた鯉たちは何かに驚いた様に泳ぎ回っていた。 精子を放ったのだろうか、池の表面が泡立って、新芽の匂いがする…

総選挙中止はしても、握手会「肉体的接触の一括販売会」で利益をえる連中はそのままだし、アイドルというステップから大金持ちの金をふんだくる「かぐや姫パターン」は維持される。結局は大量のCD買っている子供の親が貧乏になる(笑)。

2011年ころの総選挙はすごかったねえ。 気軽に会えるアイドルからいつの間にか暴走して「肉体的接触をCD販売を経由して売る」というとんでもない錬金術を見つけ出したんだなあ。 僕も綺麗な女の子が好きである。当然AKBも好きであった。この写真でどれが誰か…

「サマーとチョウの恋物語」マイクロバイームが操る男と女

「メンタリスト」っていうテレビドラマのシリーズ、面白かったなあ。今でも時々思い出す。 僕の大好きなシークエンスに「サマーとチョウの恋の物語」がある。堅物の刑事が、情報屋として使っていた娼婦と関係を持つのである。Cho & Summer - I Need You Now …

僕のマイクロバイオーム論(27) 風呂に入る順番に敏感な理由、「タデ食わせる虫」が私たちの中には潜んでいる。Every man to his taste.の裏側

僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。マイクロバイオーム論者としては、「家庭でなぜこれが重要なのか」ということを考えることは面白い。 個人の箸や食器を区別することもなぜ重要なのだろうか。 下着や歯ブラシは、他人の家でトイレを借りるのはな…

僕のマイクロバイオーム論(26) 売れると思うのだがなあ。昨今では見なくなった「匂い付きパンティ」を分子標的薬としてリファイン。オーガズムタンパク質を大腸菌に作らせ、新薬として売ったり、DVDに同梱する」

僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。馬鹿らしいと思いながら、このエントリーは真面目である。流れ的にはこのお話の続きです。 あらゆる情報は物質のやり取りがあって、伝えられる。セックスに便乗して、マイクロバイオームが「今いるコロニー」から…

僕のマイクロバイオーム論(25) 性的表現とはなにか。セックスの表現とは何であり、何で無いのか。正常とか正しさには意味があるのか。

僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。このエントリーも見てね「ユルマズ・ギュネイの『路 (yol)』映画の話です」 僕は白田 秀彰先生が好きだ。この本もずいぶん昔に買った。インターネットの法と慣習 かなり奇妙な法学入門 [ソフトバンク新書]作者:…

僕のマイクロバイオーム論(24) 正常がなければ、異常もない。自分に理解出来ないは異常なのだろうか?(2)

僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。いつものことなのだが、僕は「ニューズウイーク 日本語版」の科学記事が大好きだ。 何が面白いかと言うと一般的な僕らの常識が映し出されているからだ。今回の記事は特に面白い。今の世界の常識を書きたいと思う…

僕のマイクロバイオーム論(23) 正常がなければ、異常もない。自分に理解出来ないは異常なのだろうか?(1)

僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。僕は「ニューズウイーク 日本語版」の科学記事が大好きだ。 何が面白いかと言うと一般的な僕らの常識が映し出されているからだ。今回の記事もマイクロバイオームという発見がなかったら僕もどう考えたらいいのか…

僕のマイクロバイオーム論(22) ウイルスのホストに対しての「見えないプラスの役割」はあるのだろうか?無いのだろうか?

これまでのあらすじ:マイクロバイオームの研究は、1つの生命だと思われている生き物が、実は「2つの全く異なった起源のDNAゲノム」から成り立っているということを明らかにしている。一つは受精卵に起因する「私細胞」から分化した細胞群である。一般的に「…

僕のマイクロバイオーム論(19) 本能とマイクロバイオームはどこが違う?  善悪・良心・規範・社会・家族の根源(1)

僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。 【 起 】マイクロバイオームがどれだけ革命的な発見であるかについての小論である。 「理性」と「本能」、「教育」と「生まれ」、「学習」と「生得」、「法」と「犯罪」これらの概念は、私達の生活における葛藤…

僕のマイクロバイオーム論(21) マイクロバイオームに操られている私たちに「自由意志・責任」は存在するのか? 善悪・良心・規範・社会・家族の根源(3)

僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。 【 起 】 【 承 】 【 転 】 【 結 】 == この項目は続くというか書きかけというかこれから ===

僕のマイクロバイオーム論(20) 道徳は脳に刻まれているか? 善悪・良心・規範・社会・家族の根源(2)

僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。このエントリーの続きです。 【 起 】私達が「善悪・良心・規範・社会」を持っているのは紛れもない事実である。 「家族」は多くの生物種が持っているが、「善悪・良心・規範・社会」は持っていない(と思われて…

僕のマイクロバイオーム論(18) なぜ哺乳類のセックスはこんなにも似ているのだろうか

僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。 私達は、『何者かに操られている』と思うことが嫌いだ。自分は誰よりも優れていると思いたい。 これは当たり前のことである。そして一番の問題である。 マイクロバイオームの研究がミクロの生命の存在を「科学的…

僕のマイクロバイオーム論(17) 家族という単位は「共通のDNAゲノムの伽藍」であって「感染症(ヨソモノ)に対してのシェルター」でもあった。ニューズウイークのセックス関係の記事がマイクロバイオームネタ元になっている事

僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。 僕はニューズウイークの(サイエンスの中の)セックス関係の記事が大好きなのだけど、それは、あまりに一般読者の気持ちを代弁しているからなんだ。ツッコミどころ満載で楽しい。この記事(「日本のメスザルは性的…

僕のマイクロバイオーム論(16)  3歳の僕から見た世界(1)「ウンチを食べないのは人だけ?」

僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。この記事(「日本のメスザルは性的意図でシカ相手に疑似交尾」)もどうぞ 「マユ」という名前の犬を飼っている。 一緒にソファーで毛布にくるまると、僕の顔を舐める、僕の足も舐める、自分(マユのですよ)おち…

僕のマイクロバイオーム論(14) 「マイクロバイオームジェネレータとしての生命」「社会」の中でセックスはどう捉えられているのだろうか

僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。昨今の不倫報道に関して、個別に考えていくと色々なことが感じられる。基本的に、「セックス」が何らかの形での「通貨=財の収得に使われる共通の価値」として機能していることをはっきりと認識するべきなのだろ…

僕のマイクロバイオーム論(13)マイクロバイオームから見た進化とは何か。生物はマイクロバイオームのコロニーでしかない。

僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。 「恐竜は絶滅した」という言葉をよく聞く。 私達「哺乳類」は恐竜が絶滅したほどの過酷な環境を生き延びたのだ。 なんて私達は素晴らしい!恐竜を馬鹿にしているように響いていると思わないか? では「ヒト」は…

僕のマイクロバイオーム論(12) 家庭・家族・宗教・社会、道徳・善悪の起源

僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。 「他の生物とヒトの間」には質的な違いはない。これがこの論の趣旨である。 他の生物に比べて、「ヒト」は本当に複雑なのだろうか? そもそも、大脳生理学の発展はヒトの特殊性を「生理学・解剖学的」に明らかに…

僕のマイクロバイオーム論(11) 仮説と検証こそが科学、不合理な世界をありのままに。やっぱり最後は「ドーキンス」(笑)

僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。ドーキンスは私たちは「DNAの乗り物」なのだと言った。 彼の議論は「人」という存在を絶対視しない視点を科学に持ち込んだ所が素晴らしい。では、社会科学の分野では「人」という存在を絶対視しない事は可能だろ…

僕のマイクロバイオーム論(10) 本当に大事なものは目に見えない。進化とは環境に対しての適応であるということ。

僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。ここで言う『目』とは物理的な目玉ではない。 「五感では認識できない」という意味である。おならをすると、臭いと感じる。 腸内の「臭いの元」が空気中に放たれるのである。では、『臭いの元』以外には何も放た…

僕のマイクロバイオーム論(9) 無文字文化の中で私達は生きている。

僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。今日本人の内で全く文字を理解できない人々はどのくらいいるだろうか? 識字が出来ても文化を維持出来ない人も含むと人口の20%はいる。 そんな話をすると、多くの人たちは「何をバカなことを言う」という顔をす…

僕のマイクロバイオーム論(8) 「奇妙なダンス」性行動とは何か?

僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。ミトコンドリアは細胞内共生の原動力であったと、リンマーグリスさんは論じた。不思議なダンス―性行動の生物学作者:マーグリス,リン,セーガン,ドリオン発売日: 1993/06/01メディア: 単行本2017年はマイクロバイオ…

僕のマイクロバイオーム論(7)社会を作り出す原動力は何か、そしてなぜ社会は変わるのか?ヒトは特別な生き物か?

僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。世界は細菌にあふれ、人は細菌によって生かされる作者:ヨン,エド発売日: 2017/05/01メディア: 単行本しばらく前からマイクロバイオームに関しての本を読んでいるが、この本は面白かった。 しかし、まだ、擬人化が…

僕のマイクロバイオーム論(6)性行為は子供を作るためではない、DNAゲノムの交流のためである。森羅万象に潜む神々が求めるもの

僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。この記事は面白い。 現象が面白いのではなく、記事の持っている「擬人化」が面白いのである。野生の猿が、鹿の背に乗って交尾するような格好をすることを「異常」と考えていることが面白いのである。 つまり、「…

幸運な病のレシピ( 209 ) 朝2 : 父の朝食 目玉焼きホウレンソウ入り。少し僕のマイクロバイオーム論

『炭水化物がいらない食卓』はこちら『幸運な病のレシピ 宣言』はこちら『幸運な病のレシピ』はこちら 僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。 カレーを作って仮眠していたら父が来たので目玉焼きの朝ごはんを作った。 おおよそこれが定番である。 ホウ…

僕のマイクロバイオーム論(5)進化と適応、「擬人化」のミスリード

僕のマイクロバイオーム論シリーズはこちら。進化と言う言葉は問題が多い。「なぜ世界にはこのように多くの生命が存在するのか」と言う問いかけに対して、「神」の存在を借りないで説明するために科学が生んだと言われる。 しかし、どうしても「科学という神…