バトル オブ セクシーズ には驚いた。「僕のマイクロバイオーム論」(29)家族という欲望を閉じ込める小さな檻(1)
ちょっと面白いスポーツ映画かと思ったのだが、どうしてどうして、とんでもない(素晴らしい)映画であった。
実話であるのにびっくりした。
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LGBTQについて実にストレートに取り組んでいるのである。
主人公の夫婦の関係や同性の恋人との出会いの近辺が、今丁度考えていること(「欲望を閉じ込める、家庭という小さな檻」理論)と輪郭を同じだ。
今僕が考えている、『「家族という欲望を閉じ込める小さな檻」理論』は面白い。
「人=身体というコロニー」は「マイクロバイオーム」に操られている。
「セックス」は身体というコロニーに生きるマイクロバイオームが「生活圏を広げるために」私達を操り「粘液や唾液や精液に乗って移住する」ための行為だと。
と言う洞察である(笑)。
だって、アンナトコ舐めるんだぜ、何かに取り憑かれているとしか思いようがない(笑)。
ペットを溺愛することや、犬が訪問者にセックスを挑むことや、様々な感染症が動物から私達に移ったという事実、したら破滅と分かっていてもどうしても不倫してしまう。
宗教の起源、様々な食事コード、社会におけるLGBTQへの侵襲、いずれも合理的な説明が出来る。
マイクロバイオーム達は容赦なく私達を駆り立てる。
享楽、不倫、依存、いずれも、部屋にじっとしていられない理由である。
そして、宗教はコミュニティを安定させるために「我慢しろ」という。
妻に浮気されたブルースウイルスが「犬を飼え」という(ラスト・ボーイスカウトと言う映画だったと思うのだが、借りて確認しよう)。
つまり、マイクロバイオームの交流ならば、よその男とではなくて犬としろ、そうすれば安全である。ということである(笑)。
猫でも良いかもしれない。
ラスト・ボーイスカウト確認しました。
このシーンアップされていました。ブルースウイルス若い!毛がある。
2分位のところで言う「 buy a dog」と言う台詞が聞ける。
犬と人との間のマイクロバイオームの交流についての考察としては非常に早い時期のものであろう。
1991年というとマイクロバイオーム研究が始まった頃の話である。
ラストで、奥さんは「買う」ことにしたというからその後の経緯を知りたいものである。
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セックスはコミュニティにおける重要な通貨である。
ヒトはセックスを通じて、対価として相手の「財力・権力」を自由にする。
男と女の関係であろうと、同性同士の関係であろうと、「自分の求めるもの」と引き換えにセックスを与える。
もし、自分が求愛者を好まない場合(完全に求め求められる関係は一瞬である、マイクロバイオームは相手のコロニーに飽きるのだ)は、交換される「財と力」を使い自分お好きなように振る舞う。
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それを止める圧力(獲物の横取りは許さない)、求める個人の心(何とか乗りたい玉の輿)。
この葛藤こそが、多くの芸樹鬱や文学の根源であり、ストーカーや犯罪を生み、無限の喜びと破滅に人を導く。
ますます、マイクロバイオームは増え満ちる。
秦の権力を操った嫪 毐(ろう あい)を見れば分かる。チ◯ポで車輪回したというのだから恐れ入る。
マイクロバイオームは歴史だけでなく車輪も回す。
ドーキンスは私達をDBNAの乗り物といった。
2000年にヒトゲノム解析が終わり、既にDNAは万能の神の座を失った。
マイクロバイオームこそ「森羅万象に満る神」なのだ。
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ネットワークにとって重要なのは、個々のデバイスではない。
デバイス間での交流とその結果生じる各デバイスの変化である。
コロニーの内側でマイクロバイオームはそれぞれに交流を刻み、コロニー自身のあり方を定義する。
コロニー同士の交流を通じてコロニー群をも定義する。
恐ろしい。
音楽が良かった。
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Sara Breillesと言う人なのだが、初めて知った。素晴らしい。素敵だ。
僕の中で小さな神々が騒ぐ。
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映画『ヴィクトリア女王 最期の秘密』ああ、見てー
音楽も好き。小川紗良さん素敵。
おや、また僕の中で小さな神々が騒いでおる。
結構忙しいのですけどね。
まあ、こういうときは動画三昧である。