僕のマイクロバイオーム論(32)ライオンとダックスフントの友愛というのはあまりに擬人的である。種という壁を勝手に作り勝手に乗り越えると感動するのは人の勝手なのだ
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これって、マイクロバイオームに生命というコロニーが操られている事を実証している。
と言うよりもこの現象を合理的に説明するには「種を超えた友情説」よりも、「身体というコロニーを操るマイクロバイオーム論」のほうが筋が通る。
僕は犬のマユくんと一緒に寝ている。
マユは僕にペロペロする。
人の皮膚は30日で3kgが外部に滑落(押し出される)する。真皮組織がタイトジャンクションで結ばれた細胞のシートとして表皮となり、脱核して皮膚の表面に押し出される。
粘膜ではそのまま粘膜となっていく。
身体という大きな風船は常に外側に新しい膜を張り出していく。そして常に同じ様に見える。
しかし、マイクロバイオームを含んだ大量の皮膚片は外部に押し出されるのだ。
それが多くの情報を周りにアナウンスしているのだ。
虫が好かないとか一目惚れという理不尽な心の動きは、他人の皮膚の断片が体内に入ることで生まれる。
杉の花粉ならば涙や鼻水であるが、もっと大胆に人を操っている。
握手会に集まる赤者の気持ちがわかる(笑)。
直接触れるんだからね。
しかし、握手する方の女の子のメンタルケアをしなければ、その子は壊れてしまう。
若いアイドルが性的に奔放なのはそれなりの理由がある。
情報は常に物理的な物質の伝達を伴うのだ。
赤ん坊と犬の動画は面白い。マイクロバイオーム的には「ヒト」と「犬」の間には行き来する何らかのメリットがあると考えられる。
つまりは、どうしてもしなければならないのだ。
それを友情などと擬人化するのはナイーブな人間極上主義の表れである。
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