仕様探求の旅

What You Don't Know Won't Hurt You

分からないことが有ってもへっちゃらさ。Larry Wall さんがprograming perl の中で語っている。僕は5-6年前にその当時の開発言語では先が無いと思い、webアプリの開発を考えてperlを選んだ。今考えれば無謀である。 僕の人生は無知と無謀が手をつないで歩い…

仕様探求の旅に出かけよう(7):「要求仕様」ではなくて画面部分の納品なのだ。

4/10に仕事がスタートした。 打ち合わせをして、色々な話し合いをした。 5/25にモックを上げて、相手会社全体にそれを見てもらう進行にした。 5/29に会社全体に対するレビューが行われる事になった。 今回は、あなたのソフトはこうなるぞ!完成品もこの画面…

仕様探求の旅に出かけよう(6):アジャイルの誤解

アジャイルさんすみませんでした。 僕が間違えていました。アジャイル=どんどん仕様が変わるから手がつけられない開発 ウオーターフォール=しっかり仕様を決めてから開発するから納品時に問題が起こりにくい開発こう言う風に大ざっぱに考えていたんだけど、…

仕様探求の旅に出かけよう(5):全体共通認識仕様書 β ここは通過点でしかない。

今週は嵐のようだった。 土日出て、1日会社に泊まった。ようやく『全体共通認識仕様書 β』が上がった。 ここに来るまでは担当者との話し合いである。 ここから先は、担当者の社内で見てもらう。ソフトの開発では、納品してからの検収期間に当たる。 開発者の…

仕様探求の旅に出かけよう(4):「要求仕様」ではなくて「全体共通認識仕様」なんだ!

『アジャイルプラクテス』と言う本を読んだ。 前に書いたアジャイルへの認識は間違えていた。ウオーターフォールとアジャイルは対立した概念ではないと言う事が良く分かった。 今度ゆっくり書きたい。 ここ1ヶ月くらい土日も会社で、すでに5回くらい会社に…

仕様探求の旅に出かけよう(3):始まりはどこからだろう。

仕様の始まりはどこに有るのだろうか。 いつも考える。お客さんと最初に会う時に始まりなのだ。 営業に連れられて行く時もあるし、飛び込んで話が進む時も有る。勝手に営業が話を進めている時もあって、それは最悪の結果になる事が多い。 知らないうちに約束…

仕様探求の旅に出かけよう(2):仕様の定義について考えよう

仕様の定義について考えたい。『ソースコードこそが最良の仕様書だ』と言う事を時折聞くことがある。 『最終的に出来上がったプログラムが仕様書である』と言う事なのだろうなあ。確かに間違えてはいないが、僕が考えている仕様書とはちょっと違う。 仕様と…

仕様探求の旅に出かけよう。(1):仕様をまともに作るぞ

僕の生業は「ソフトウエア開発」である。偉そうに聞こえるが、大したことではない。八百屋さんが野菜の扱いを知り、魚屋さんが魚をさばけるのと同じ様に、お客様の困った事を『コンピュータを使って解決する』仕事だ。『仕様』と言う言葉が有る。 ソフトを作…