この映画、借りましょう。忙しいので動画三昧である。教育は政治的である。行政は政治的なルールに従う。

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駄目だ、ぐしょ泣きだ。



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50年前。学校は本当は重要なものだった。
社会を発展させるためには、一人一人が意識を持って社会に向き合うべきであったからだ。
封建社会(固定的な身分制度)への反省から近代教育は生まれた。


しかし、社会が安定して、「市場の生み出す価値」の配分が固定化してしまうと私達は自分が金持ちになろうと教育を利用するようになった。
そして、公平な社会を実現しようとしていた教育の理念は、「格差を正当化するもの」になってしまった。


私達は、あまりに社会の中に生きているからこの連続的な変化を認識できない。
クレイジー立地を生んだ土地バブル(高層ビルが生み出すあぶく銭)は「新格差状況」を生んだ。
既に汲み取りトイレも、エレベータのなかった時代も想像できない。
しかし、土地という「金のなる木」は大きな富を生み、その富は新たな企業を生んでグローバリズムに拍車をかけたのだ。

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行政は「常に間違わない」から厄介だ。
こういう状況を「これでいいのだ現象」という。
俺がルールだ状態だ。

この「俺がルールだ」が決して悪いわけではない。
誰でも自分の理想を持ち、社会を変えようとする。
僕だって、「自分のルール」で坂井と格闘している。
問題はその変えて行く社会の姿である。

「現在の為政者をバックアップする人々」は自衛隊を「戦争ができる軍隊」に変えたいという熱意は分かる。
問題は、戦争で燃やされるのは私達の命だということだ。
差から僕は反対だ。

しかし、議論に結びつかないし投票とも結びつかない。

問題は、今や行政の落とす金は大きすぎるということだ。
反対することは即「売上減少」ー>「生活苦」に結びつく。
町の工務店も建築会社も「改憲したいという権力の顔面ポスター」だらけである。
自分の生活(会社)を守るために社員は投票するのである。
公務員は自分たちの好きにさせてくれる政権を望む。


民主主義は既に機能しないというか、ローマの昔からこの制度は「貴族が奴隷をいかに支配するか」ということを決める制度だったのだ。


こういう社会は、テロで滅びるのだ。






これも借りたかったのだが、ネットのレンタル店になかった。
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