ことことこーこ 阿川佐和子さん 最終回 「義務介護」制度がやってくる。(1)

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教育や医療において、家族には「必要に応じて、行政サービスを受けさせる」義務がある(と思われている)注1。



もう介護保険で半ば実現しているが、「義務介護」制度は確立するな。
強制的に施設にいれるのである。

75歳以上又は、家族が申し込めば、認知症と判定されたら入ることになる。

もちろん、お金持ちは私立に入ったり、会社経営者や政治家のような一級国民は免除される。


これだと、親を施設に入れるときと、葛藤がない。
つまり、子供のメンタルな不満を解消できる。


おまけに平等だ。
職員は公務員で身分が保証され、採用試験が行われる。


無論、義務介護年令になったら、年金や財産は皆国家に没収される。
そして、家族(戸籍上の子供)の年収が低いときは「介護補助金」が支給される。


どうせ、年取ったら、認知症で何も分からんからなあ。
うーん、厚生省が考えそうだね。




コトコトコーコーを読んでいてそんなこと考えた。

まだ、僕らには、葛藤があるが、きっと子どもたちにとっては、当たり前の姿になるのだろう。
どんな問題でも、役人は解決策を見つける。
そして決して間違わない(行政の行うことはマニュアル通りならば、それが正しいということになる)。




色々と、サイドストーリーが考えられるな。
モグリで親の世話する子供とか、市立介護施設に入るやつとか、海外に逃げるやつとか。

すでに、介護施設は、ゼネコンの金脈だからな。





年を取ることは辛い。
何もできなくなるから誰かの言うことを聞かなければならない。

運転ができなくなり、銀行の口座を任せ、印鑑を預けたた時点で、逆らうことなど出来なくなる。


子供は一緒にくらいていなかったら、親と言ってもただの汚い年寄りでしかない。





ソイレント・グリーンと言う映画を思い出した。

あの時代背景を少し調べよう。


ヴィンセントの教えてくれたもの」の中でも介護施設は大きな役割を持ち、家族の発見がこの映画でのテーマである。

今、求められているのは戸籍上の家族ではない人と人とのつながりナノではないかと思う。





娘が学校に戻り、心が寂しいからこんなこと考えるのかねえ。

「僕ら」は望むものを実現してきている。
そんな「僕ら」なら入らなくていい。

自分の未来を考えていきたいものだ。

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masaya50.hatenadiary.jp

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ちなみに幼稚園を義務教育化しろという意見がある。
学校などなくしてしまえというのが僕の意見なのだが、僕のほうが乱暴だなあ。



なにせ、国民の望んでいることだから。
だれか、その国民ってやつを呼んでこい!





注1 : 教育や医療において、.............義務がある(と思われている)。
僕はエホバの証人の輸血拒否事件を思い出す。

医療に限らず、自分自身で自分の道を決めることこそが僕の正義だ。

他の生き物の正義を否定する気はない。だがお前らの利益のために俺の人生に口出しするつもりならいつでも相手になるぞ。
わかったかカエルにネズミ。