JOKERには驚いた(2)。That's Life

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いろいろな人が訳をアップしているのが嬉しい。



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こんな格差社会が出来たのはいつくらいかなあ。
いつも考える。

「日本的経営」というものが駄目だと言われ、一気に人でなしの経済学に走っていった時代を考える。

「終身雇用・年功序列」とは、「企業=家庭」の時代のメンテリティである。
で企業が、社員の人生を見捨てなかった時代の話である。

年功序列はおかしいと思う人は大半であろう。
ヒトの評価は「能力と努力」の結果である「成果」に従って行われるべきだろ言う考え方は実に正しい。
しかし、その逆は正しい糖は限らない。
金持ち(成果)だから能力が有るわけではないのだ。

今私たちの社会は、ダーウいニズムが覆っている。
能力の有るものが立地になり、能力のないものは破滅しても自分の責任なのだと固く信じ込まされている。

格差の自己責任とでも言うべきものだ。
公平な教育を受けて、公平なチャンスをもらうのだから、それを生かせないのは能力がないのだから本人の責任だと言うことになる。


家族は助け合い見捨てることはない。
その次代のメンタリティのままで企業は社員をリストラして、見捨てる。
だって、リストラしたらもう家族でないのだから。

行政のセーフティネットというとんでもないジョークに付き合わなければならない。


考えてみてもらいたい。
私達は商品を買う、それによって企業は利益を得る。
その利益の一部が税金として社会に還流され使われる。

企業の利益は商品を作るために人を雇うが、その金額は経費になる。
そして経費を利益から引いて残った金額から、税金が算出される。
本来、「時間給」で雇われている「水呑労働者」は税金を払う必要はないのである。
時給でない賃金で払われている経営者や、「それのお気に入りの連中」は別であるが。





この世は壮大なジョークである。

このジョークのオチは、「こんな世界はテロで滅びてしまう」ということだ。

多くの遺跡文明がそうであったように、ヒトは格差に耐えることは出来ない。
自分の責任だと思っている間は諦めることができるが、巧妙に仕組まれたものだと分かった瞬間に善良な市民はテロリストになる。

masaya50.hatenadiary.jp