見事に芸人の記者会見ごときで政治の議論が消えたね。「反社会勢力」とは税金を払わない企業のこと、税金払えば、ゼネコンや銀行や役に立たないものだまして売っている連中は、消費者に迷惑かけても何らお咎めはない。

芸人が記者会見して昨晩は大騒ぎのようであった。

違和感を感じたのは僕だけだろうか。
あの二人は、今まで企業の手先になって「売れない芸人」を搾取して来た側なのだ。
番組は「MC(司会者)」だけでは成り立たない。猿回しが猿抜きでは成り立たないように。
そういう意味では、会社を批判する資格はない。

masaya50.hatenadiary.jp

同様に、松本..、ビート..などという連中も同じだ。今更どの口で企業を批判する。
あんたがたは、低賃金で社員を働かせるのが役割だ。もう自分の芸では誰も笑わせられない。
「MC」という得体の知れない既得権益にふんぞりかえって「必死に体張る本当の芸人」をバカにして大金をもらう。
大体からしてMC(司会者)は答えを知ってクイズに出るようなインチキ野郎だ。
まるで自分に能力があって、大金を受け取っているように振る舞う。
masaya50.hatenadiary.jp

僕が組合の委員長だった時に、組合員の中にも、やはりそういう連中はいた。
工場では年功序列で先輩の意見は絶対だった。
次に上に行けるのは、上の覚えの良いやつだ。従順に下を抑えて言うことをきかせる。
そして少しばかりの金をもらう。
やがて、組合の委員長になって、課長になり経営サイドのパシリになる。
しかし、決して「経営のコア」にはいけない。オーナーの一声で首も飛ぶし服役もしなければならない。



しかし、「その金(MCの時給)」は消費者が商品を買ってそこから出た金だ。
そしてもっととんでもない金額が「メディア・マネジメント事務所」に落ちる。

私達はローンを組んで家を建て高い車を買い、毎日食事して、携帯もつかう。
その中から少しずつ集まった金から出てきたものだ。
セレブのつもりになって高級時計買うがその金は誰が苦しんで払っている金だ?

今商品を買ってくれている人たちは「格差」「生活」「将来の不安」に苦しんでいる。

おかしな世の中だ。それに向き合わないでこんなバカ騒動で大事な選挙はニュースも霞む。

反社会勢力とか「ヤクザ」と言われる人達がいる

彼らを生んでいるのは私達自身である。
「半社会勢力」は詐欺でも受けた金だから悪いというが、「借りる人のいないアパートを建てさせる」「防火基準を満足させていないマンションを建てて売る」「資格のない技術者に整備点検させる」「売上を偽装して株価を維持する」そういう事平気でやる連中はどうなのだ。せいぜい経営を任せられている「奴隷」を切り捨てて、所有者はそのままだ。
被害者は泣き寝入りだ。

頑張れ、体を張って生きる人達。

アタリマエの金額をもらい、蓄えもなく、人生を生きて老後は不安だが、臆することはない。
人を踏みにじった金ではないのだから胸張って閻魔様の前に行ける(笑)。

今、この80年間の社会の変化について考えている。
多分MCというおかしな職業は社会が大きく変わった頃に生まれたと思う。
愛川欽也大橋巨泉」といった人たちが人気になった頃の話ではないか?
1980年台のグローバリズムと「家庭」の崩壊と離しては考えられない。