幸運な病のレシピ( 2105 )朝:鮭(ハラスでたいへん脂が乗っていた)、キャベツとタケノコの味噌汁

【 2020/5/18の食事 】

カレーを腐らせてしまった。そろそろ、外においておくと腐る時期だ。ごめんなさい。トマトソースのイワシグラタンが冷蔵庫の中でご臨終であった。ごめんなさい。
食べ物さんたちにあやまってばかりである。川島四郎さんという(栄養学者)さんがいる。戦中から戦後に生き、社会の変化を目の当たりにした方だ。彼の本は大好きだ。サトウサンペイさんと一緒に書かれた本をたくさん持っていた。誰かに読ませたいっと思うとすぐに人にやるので僕の本棚には切れることがおおい(笑)。「食べ物さんありがとう」と言う本が好きで何度も買っては人にあげた。僕の好きな栄養学者(食事哲学者)は皆自分自身が食事を作り実践している。自分の身体の「専門家」は自分自身だ。セカンドオピニオンとしては商売人の意見を聞くのもいいだろうが、それなりのコストを払うことになる。家族にとって、「患者」は病気の入れ物ではない。間違えても命を誰かに売り払うのはいけない。後で後悔する。亡くなる前に見た父の笑顔が忘れられない。
今日は食べ物さんごめんなさいの朝だった。考えてみれば常温にあるカレーが腐るということはカレーの上で多くの細菌が繁殖しているのだ。どうせ繁殖するならば酒になればいいのに。冷蔵庫の中にも食べ忘れた物がある。
身体というコロニーに取り込まれた食べ物はコロニーの中に住む「受精卵に由来するDNAゲノムを持つ細胞」と「友人の細菌やウイルスなど」が取り込み自分自身にする。同じ様な温度・湿度の環境に生きる。食物連鎖というより、輪廻転生といいたい。身体というコロニーは数しれない細胞生命(マイクロバイオーム)の操る客船である。


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お茶漬け食っちまった。
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「商品化された食事」「政治的に正しい皿の上の栄養学」が『ガンや、認知症、心疾患に循環器、壊疽に肺炎、透析に眼底網膜症、骨阻喪症にリュウマチ痛風膠原病に難病指定、薬で下がる検査値の異常(糖尿痛颶風高血圧に高脂血症)』を生んでいる。
「病(と医者が呼んでいる災厄)」は食事の反映でしかない。

炭水化物は毒ではない、誰もが抗えないほどに魅力的すぎる。食卓は、炭水化物が中心になり、緩慢で直接的な因果関係の見えない欠乏症を生む。
食事作りは面倒だ、私達が作れなくなったのには理由がある。そして僕は毎日素材から食事を作る。



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