幸運な病のレシピ( 2104 )夜:豚バラブロックの炙り焼き(デロンギオーブンのオイルパン)、汁(カブの葉としゃぶしゃぶ肉)

【 2020/5/17の食事 】

豚バラのブロックがあったので厚めにきってグリルした。ここしばらくのヒットである。バラブロックの「あぶり肉」は時折お店でも見るが、値段が高い。手間を考えれば当たり前だ。満腹になるにはご飯大盛りが必要だ。
素材の脂を逃さないように調理する。脂質は、素材から取るようにしたい。精製された油は純粋かもしれないが、大事なものが入っていない。そう言えばテレビで「トマトジュースにオリーブオイル入れて飲むと美味しいし健康になる」と言っていた医者がいたが、本気なのだろうか。本人は毎日続けているだろうか?
最近、イタリアでの食事調査で、地中海型の食事療法を否定する結果が出た。オリーブオイル神話(オメガ系オイルは沢山とっても心疾患が少ない)は1960年代のイタリア南部の食事調査から結論付けられたものである。その頃のその地域の食事は「素材から家庭で作る」ものだった。当時のアメリカではすでに食事は「プロ」が作るものでファーストフード全盛の時代であった。
僕が時代の背景を加味しない食事調査など何の意味もないというのはこういうことである。同様に「和食=健康」という公式にも当てはまる。
そして食事の中の「一つの要素」と疾患を結びつけようとする。塩が多いと脳溢血になると言うが、塩以外の食事の要素は関係ないのだろうか?食事調査というのはラットに餌をやる実験ではない。そんなものをエビデンス(根拠)にした食事指導などというものは「妄言」にすぎない。
医師は確率的に、自分もいずれ何種類もの薬を飲んで、手術を繰り返し、「輸液・経管・胃瘻」の人生の終りを迎えるとどうして気が付かないんだろうか?患者の中に自分の姿を見ることができないのだろうか?


f:id:masaya50:20200518013805p:plain
www.youtube.com

f:id:masaya50:20200518013812j:plain

f:id:masaya50:20200518013824j:plain

f:id:masaya50:20200518013833j:plain

f:id:masaya50:20200518013842j:plain




「商品化された食事」「政治的に正しい皿の上の栄養学」が『ガンや、認知症、心疾患に循環器、壊疽に肺炎、透析に眼底網膜症、骨阻喪症にリュウマチ痛風膠原病に難病指定、薬で下がる検査値の異常(糖尿痛颶風高血圧に高脂血症)』を生んでいる。
「病(と医者が呼んでいる災厄)」は食事の反映でしかない。

炭水化物は毒ではない、誰もが抗えないほどに魅力的すぎる。食卓は、炭水化物が中心になり、緩慢で直接的な因果関係の見えない欠乏症を生む。
食事作りは面倒だ、私達が作れなくなったのには理由がある。そして僕は毎日素材から食事を作る。



masaya50.hatenablog.com