幸運な病のレシピ( 2000 )朝:五目豆、鮭、赤魚、いわし丸干し、タマネギ味噌汁、マユのご飯
【 2020/4/8の食事 】
五目豆は最高だ。
砂糖を思い切り入れて醤油の味を強くしたものが好きだ。昔(糖質制限者であった頃)は一切の砂糖を断っていたが、身体の中でブドウ糖が作られる(糖新生)ことを知り、ブドウ糖の代謝経路を学んだら、いかに的外れかが分かった。
ブドウ糖は植物から動物、最近からウイルスまですべての生命の共通の通貨なのだ。
糖質は「依存性」が問題だ。ドーナッツやアンパンバコバコくったら、身体に必要なものが食卓から追い出される。
しかし、美味しい上に金もかからず手軽だ。食べる人を「バカだ阿呆だ、意識が足りない、自己管理能力ゼロのデブ野郎」などとけなす連中は大嫌いだ。
僕のデブの元は場合は酒だ。生活に不安があるから酒が止まらない。また体重が増えてきた。
美味しい食事を作るための砂糖は使う。
糖質制限者は「血糖値が血管をボロボロにする」という。2010年くらいまでは多くの学者がブドウ糖の毒性(分子生物学的機序が)がすぐに見つかると言っていた。今はそういう事を言わない。見つかっていないのだ。違ったところを探しているから見つからないのだとなぜ考えないのだろうか?50年前になかった病気を生み出しているのはこの50年の社会の変化だ。僕の五目豆はウルトラ美味しい。嘘だと思ったらビール持って食べに来てみな。
新タマネギは味噌汁にしても旨い。
畑から細胞の中に様々な代謝物の水溶液を持ってきてくれる。医学や栄養学はその中の僅かな分析した化合物を取り出して大騒ぎする。ゆっくりと低温で茹であげた玉ねぎの微塵にホウレンソウを散らす。
出来るだけ値段の高い味噌を使う(と言ってもせいぜい500円/1kg)。甘みが出てくるし、最後に散らしはホウレンソウはおひたしにするより美味しい(おひたしも旨いけどね)。
魚はいつものように焼く。
マユのご飯は鳥手羽の先に牛肉に豚肉である。
そのうち埋まった千両箱のありかを教えてもらえないものか。
「商品化された食事」「政治的に正しい皿の上の栄養学」が『ガンや、認知症、心疾患に循環器、壊疽に肺炎、透析に眼底網膜症、骨阻喪症にリュウマチ痛風膠原病に難病指定、薬で下がる検査値の異常(糖尿痛颶風高血圧に高脂血症)』を生んでいる。
「病(と医者が呼んでいる災厄)」は食事の反映でしかない。
炭水化物は毒ではない、誰もが抗えないほどに魅力的すぎる。食卓は、炭水化物が中心になり、緩慢で直接的な因果関係の見えない欠乏症を生む。
食事作りは面倒だ、私達が作れなくなったのには理由がある。そして僕は毎日素材から食事を作る。
今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
『炭水化物がいらない食卓』はこちら『幸運な病のレシピ 宣言』は[http://d.hatena.ne.jp/masay