幸運な病のレシピ( 1940 )朝:白子入り生ニシン煮つけ、鮭、手羽先醤油漬け、豚生姜焼き、味噌汁、マユのご飯

【 2020/2/19の食事 】


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ニシンは油の多い魚だ。焼くと適度に油は落ちる。生から煮付けにするとシッカリと油を摂ることが出来る。砂糖を多く入れることで醤油の味を強く出せる。これが美味しい。素材からつくった食事の美味しさこそが大事だ。そしてこういう食事は売っていない。フワフワの白子が生姜の効いた醤油に煮付けてある。焼いてもいいが、煮ても美味しい。一匹100円である。
昨今の糖質制限の流行りで、料理に砂糖を使うことを忌避する方々がいる。生命は代謝によってタンパク質からブドウ糖を作り出す(糖新生という)。口に入ってきた瞬間から三大栄養素は姿を変えていくのだ。植物はほほ100%炭水化物で出来ている。それを食物連鎖(と言う共生=棲み分け関係)の中で動物はタンパク質50%脂質50%に置き換えていく。それなのに食事は「炭水化物が60%」を占める。食事の中の炭水化物は多くの人にとっては速やかに脂質に変わる。つまり「脂質80%」+「タンパク質20%」に置き換えられるのだ。
そして問題はそこではない。炭水化物は美味しくてコストが安いのだ。食卓の中から肉や魚を追い出してしまう。簡単なテストがある。毎日の食事の中から炭水化物を除いて満腹になるだろうか?炭水化物は身体の中で「『非』必須脂肪酸」に変わる。空っぽの脂なのだ。生命にとって重要な脂を食事から押し出してしまう。
そんな食事が辛い人生の終わりを招いている。医師や栄養士が太鼓判を押す食事は1960年代に猛威を奮った欠乏症には効くだろう。「壊血病・トリ目・脚気...」にはかからない。安心していい。良かったね。





「商品化された食事」「政治的に正しい皿の上の栄養学」が『ガンや、認知症、心疾患に循環器、壊疽に肺炎、透析に眼底網膜症、骨阻喪症にリュウマチ痛風膠原病に難病指定、薬で下がる検査値の異常(糖尿痛颶風高血圧に高脂血症)』を生んでいる。
「病(と医者が呼んでいる災厄)」は食事の反映でしかない。

炭水化物は毒ではない、誰もが抗えないほどに魅力的すぎる。食卓は、炭水化物が中心になり、緩慢で直接的な因果関係の見えない欠乏症を生む。
食事作りは面倒だ、私達が作れなくなったのには理由がある。そして僕は毎日素材から食事を作る。



今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
『炭水化物がいらない食卓』はこちら『幸運な病のレシピ 宣言』は[http://d.hatena.ne.jp/masay