幸運な病のレシピ( 160 ) 朝 豚塩焼白ワイン、絹ごし豆腐ステーキ、カボチャ煮付
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昨日の余りが随分あるので、少しだけである。
できるだけ多彩な料理を作る。
野菜は、美味しい料理には付き物である。
決して「バランスなどという言葉」では騙されない。
昔からある「美味しさ」を考える。
そして、嗜好品(酒、炭水化物、甘味、薬物、セックス、虐待、親孝行)は出来るだけ節度を持って嗜む程度に.....
僕は炭水化物のアレルギー(糖尿病=血糖値エリート)だから、炭水化物なしで、満足できる食卓を探している。
豚塩焼白ワインは僕のお気に入りである。
豚肉オンリーで炒めるとどうしても臭みが出るのだが、最後に白ワインをフルとくさみが消える。
塩して、しっかり焼きを入れてからワインを降って飛ばす。
絹ごし豆腐ステーキは今年の国体の仕事で出張した松山で食べた。絹ごしというところが面白かった。
親父さんは忙しそうだったので、作っているのをみただけなのだ。豆腐が古くなってきていたので真似してみた。
「清香園」(せいかえん) 店主:山本清一さん
カボチャ煮付は難しい。出来上がりは余り気にしないで作ることにしている。
なんか上手く行った。
朝食、糖尿病の食事療法と言っても、美味しさを諦めない。我慢大敵。
満足しているから続けられる。
多彩なタンパク質、自分にあった料理、好き嫌いは何よりも大事な食事の指針。
多彩なタンパクの食事は自然と適切な脂質と野菜を伴うのだ。
私達の伝統食(母のレシピ)はそう出来ている。そしてそのハートを今に受け継ぎ僕のレシピは出来上がっていく。
マイクロバイオームが食事を選んでいる。
そしてマイクロバイオームはホストの健康には無関心である。
無論、精子と卵子に由来する細胞群もホストを自分だなどとは思ってはいない。
そして免疫は、自分を守る軍隊ではなく見境のない壊し屋でしかない、
昨今の自己免疫疾患を見ると良い。
それは免疫の誤爆ではなく、盲目の意思のもとに荒ぶる壊し屋の本性でしかない。
やがて、私というコロニーは失われるが、それは秋に葉が落ちるように自然の営みである。
古くなり、環境に対してのシェルターとしての機能を果たさなくなったコロニーは新たなシェルターの材料になる。
家族というシェルターが子の成長、親の高齢とともに失われるように。
悲しむべきことではない。
やがて、季節は春を迎える。
願わくば 花の下にて 春死なん その望月の如月の頃
大昔から、春は死と生の交わる季節なのだな。
次の春も父と花見に行こう。
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