幸運な病のレシピ( 1954 )昼:鳥カツ、ホタテフライ、茄子天、塩サバ唐揚げ、ニョッキ的モッツアレラコロッケ(失敗)、後に蕎麦

【 2020/2/25の食事 】

先日、モッツアレラをじゃがいもでくるんでコロッケにする動画を見た。ジャガイモを茹でて小麦粉と一緒にねってオリーブオイルを加えてニュッキ的にする。モッツアレラをくるんであげたのだが、ドロが少なくて溶け始めた。まあ、形は残っていたが、思ったようではなかった。卵が切れていたのでドロは柔らかかったのだろう。まだまだコロッケは初心者である。
家庭の厨房はあらゆる料理が混在する。突発事故も多い。素材が足りないこともあれば、使おうとしたら傷んでいることもある。コスト的にも限られる。厨房仕事(仕入〜後片付)のノウハウがまとまっているレシピ本を見たことがない。
綺麗な皿に盛り付けられて、毎日そんな風に作っているはずがない。料理を作っているというアリバイ作りにはいい。フィクションとしては面白いが、商品化された食事依存はクスリを何種類も飲んで手術をくりかえす辛い10年の後に死ぬ(統計的にですよ)。
毎日食事を作り続けるのは、メニューを作っていればいいレストランとは違う。かつて、母から娘に徒弟的に伝えられた技術の集積である。もうずーっと昔に途切れた鎖である。けどね、僕は食事の価値を信じている。毎日食事を作ってくれた母、文句ばっか言っていた僕の愚かさ、忘れられない。
今の社会は「継続して食事を記憶する装置」としての「家庭」がなくなった時代だ。「生活習慣病と辛い10年の後の死」の蔓延と一致している。この関係性に目を向ければ、食事がいかに大事かわかる。そして、実践することはむずかしい。「還暦クッキング」を始めよう。やる前から諦めることはない。



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「商品化された食事」「政治的に正しい皿の上の栄養学」が『ガンや、認知症、心疾患に循環器、壊疽に肺炎、透析に眼底網膜症、骨阻喪症にリュウマチ痛風膠原病に難病指定、薬で下がる検査値の異常(糖尿痛颶風高血圧に高脂血症)』を生んでいる。
「病(と医者が呼んでいる災厄)」は食事の反映でしかない。

炭水化物は毒ではない、誰もが抗えないほどに魅力的すぎる。食卓は、炭水化物が中心になり、緩慢で直接的な因果関係の見えない欠乏症を生む。
食事作りは面倒だ、私達が作れなくなったのには理由がある。そして僕は毎日素材から食事を作る。



今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
『炭水化物がいらない食卓』はこちら『幸運な病のレシピ 宣言』は[http://d.hatena.ne.jp/masay