幸運な病のレシピ( 1088 )夜:茄子のトロトロ、パエリア、鶏モモ焼

今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
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【 2019/3/15の食事 】

今日は、家族5人揃っての夕食であった。メインはパエリアにした。スペイン風炊き込みご飯なのだけど僕は好きだ。

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結婚した当時、時折作っていたのだが、いつの間にか作らなくなった。
パブリカがあったので、冷凍の海産物を買ってきて、久しぶりに作ることにした。


幸運な病のレシピ( 1088 )夜:茄子のトロトロ、パエリア、鶏モモ焼

こういう伝統的なメニュは素晴らしい。野菜や海老イカ貝の持っている「生命=細胞内外の水」を加熱しすぎないように浮かび上がらせて、コメが吸い込んでいく。
様々な味が大きな「パエリアパン」の中で結びつけられて一つの味になる。何とも象徴的である。

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糖質制限華やかな頃はこういうメニューも避けていたのだが、まさに愚かなことだ。
炭水化物が毒だというのは、かつての脂質が毒だという考え方と同じように、食事の喜びを奪い、私たちを殺す。


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医者や栄養士は今分析されている栄養素以外の物は食事に含まれていないと考えている。
そして最新の研究を言い訳にして同じ間違いを繰り返している。
コルステロールが悪の権現のように言ってたと思ったら「(当時の)最新の研究」でLDLコルステロールとHDLコルステロールが出てきたかと思ったらこれまた「最新の研究」で食事のコルステロール制限がなくなった(笑)。

それでも、栄養学を信じるのだからなあ。まさに私達につける薬はない。

お医者様や研究者様も本気で信じているフシがあるから救いようがない。自分の問題になって直面しないとわからないのだろう。楽しみ楽しみ(笑...ヒトの不幸を楽しにしてはいけないよ)。

 
「1980年台に方向が決まり、最新の研究で繰り返し健康されている政治的に正しい栄養学」は愚かな間違えで、それこそが生活習慣病を蔓延させている。
 
もっと食べ物さんに謙虚になったほうが良い。食事哲学者をもっと勉強したほうが良い。

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乾燥と生成は「栄養学が分析していない生命」を奪う。そんな食事が「身体というコロニー」を機能不全に陥らせるのだ。
生活習慣病とその後に続く災厄はまさに「政治的に正しい栄養学」が生んでいる。

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毎日の食事は喜びであり、それを忘れてはいけない。
食事作りは難しい。簡単だったら誰でもできている。
細かい手わざや経験。厨房技術が「食事の世界」を作る。
そして食事を通じて私達の「身体=様々なマイクロな生命のコロニー」は形つくられている。
僕が元気なのには理由がある。

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食事は「餌でも薬でもない」喜びであり、生きることそのものなのだ。
お店で弁当買ってきて終わりというのでは寂しくないかい?レストランのケータリングも素敵だけどさ、少しだけ手間かけて、ちょっとだけ失敗しながらだんだん美味しいものを自分で作れるようになるのって素敵じゃないかい。
 

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たしかに、炭水化物のミイラを水でふやかして終わりの食事は美味しすぎて僕を魅了する。
けどね、もう少し素敵な食事っていうのもあったんだということを僕は見つけたんだ。