少子化とは何か 現在の奴隷制(パートタイム スレイブ)
いつも思うのだが、官僚や金持ちの考える事って馬鹿みたいである。
少子化問題の本質を分かっていない。
不平等な社会に対するストライキなのだ。
というよりも、レジスタンスなのだ。
「安心して子育てができる、待機児童0を約束した」ところで、その子供は大きくなって、社会に出てどうなる?
朝から晩まで会社に行って壊れるまで働かせられる。
経営者や株主の「奴隷」になるだけである。
僕の父母は、苦しい思いをして僕を大学に行かせてくれた。
僕は幸運な事に、会社をクビになり、糖尿病になり、東京から逃げ帰ってきたおかげでで今ここにいる。
運が悪かったら、まだ東京のアパート暮らしだったろうな。
結婚もできずに、いただろう。
株主は会社の工場を海外に移し、地元の職場を奪った。
自分の利益のために社員の生活を破壊したのだ。
どうしてそんな連中を崇め奉るのかわからない。
ゴーン ウイズ シットな連中の事である。
海外拠点でやすい製品を作るなどという事は、外国の労働者に給料を払っているのである。
社会的なインフラが整い、多くの役人に給料を払う(税金が高い)必要のある日本の労働者は雇えないのである。
しかし、サービス業や建築業のように海外に委託できない仕事もある。しかし、給料は安くしなければならない。
移民はその結果である。
LGBTが少子化の原因だと馬鹿な事をほざく奴等はあまりに低脳で話にならない。
そういう事を言う馬鹿は、子供の数だけしかセックスしていないのかね。
子供を作って育てる事がカネのかかる事になったのは戦後の学歴社会からである。
つまり大学に入れれば、生涯賃金が上がって、社会的なステータスも上がり良い事ずくめだった時代からである。
親は子供に投資して、やがて子供は故郷に錦を飾り(笑)、親は安心して老後を過ごせるという生活のモデルがあったからだ。
しかし、それは当てが外れた。
結局儲かるのは「株主」と「株主の言いなりになる経営者」「企業のために政策を策定する役人」である。
目一杯「百歳」まで働かせられ、結局子供は遠くで生きるから自分とは縁がない。
学費という投資が帰ってこないのである。
田舎の高校では、完全に「地元就職コース」と「都会大学進学コース」に別れる。
結局、学校が、人間選別の長いエスカレータになってしまっている。
そして給料の違いこそあれ、全員「奴隷」となるのである。
昔の奴隷と違うところは、パートタイムの奴隷である。
会社に行って時間を時給で売っている間の奴隷なのだ。
自分がおかしいと思っても、しれを言う事はできない。
いえばクビになる。
生活を人質に取られた奴隷である。昨今の「リテラシー」のない社会というのは、上に忖度する社会なのだ。
子供作って、学校やっても、自分にはなんのプラスにならない。
どうせ最後は施設で寂しく死ぬほかないのだ。
循環して再生する「家族」を失った私たちの社会はどこに向かうのだろうか。
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