父母のための栄養学(5)タンパク質と脂肪とミネラル、食物繊維を「豚鍋」から摂る。

料理を作るときはいつもきにしてることは、「タンパク質と脂肪」をいかに摂るかである。
幾つかの料理を組み合わせて私達は体の欲求を満足させる。

夕食に、一日置きに「鍋」と「魚の煮付け」を作り夕食に出すパターンになってきている。

朝は鮭などを焼くが、残ることが多い。
今度「鮭の煮浸し」を作ってみよう。




年をとると一回の食事で食べる量が少なく、実現するのが、難しい。一緒に食事をすると分かる。
また、翌日に残している物を見ると考えさせられることしきりである。
このおかずは食べて欲しいと思っても、残っている事が多い。


良質のタンパク質や脂肪は摂りづらい。
たくさんのおかずに組み立てていっても、好き嫌いがお大きく、適切にとれなくなってくるのだ。
特に、ミネラルと食物繊維である。

タンパク質は加熱時に65度を超えると変質する。
パスチャライズのミルクは65度30分の加熱である。(通常のミルクは100度以上で1-3秒の加熱で殺菌する)
肉自身が、硬くなって味が落ちるのである。
硬い肉はよろしくない。歯が殆ど無い母には食べるのが難しいのである。

そこで、昨日は「豚鍋」を作った。

1)土鍋に「水」「白だし」「豚肩ロース薄切り 200g」を入れて、弱火で過熱する。
2)沸騰直前の温度の状態で、肉の赤色が消えるまで煮て、皿に戻す。
3)アクが大量に出るので、十分に取る。
4)きのこ類(しめじ、エリンギ、えのき)を入れて中火で(きのこ臭さが消えるまで)過熱する。
5)白菜の芯薄く小さく切ってを入れる。食べやすい大きさに切った「蕪」を入れる。
6)ひと煮立ちしたら豆腐を半丁入れる。
7)ネギと白菜の葉の部分を入れる。
8)「蕪」に箸が通るくらい煮えたら、皿に取った肉を細く切って、鍋に戻す。
9)味を整える。


大事なところは、肉を水から煮ること、アクを十分取ることであろうか。
沸騰させないように煮るのに神経を使う。

結構うまかったようで、半分以上売れていた、良かった。気に入られたようだ。



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