幸運な病のレシピ( 777 )朝:鳥レバ唐揚げ仕立て直し、鶏むねと春菊のゴマソース、汁の仕立て直し、目玉焼き、餃子の餡(夜焼く)

今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
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【 2018/12/1の食事 】



朝食は上品にまとめてみた。春菊と鳥の胸肉のゴマソースは美味しくできた。
レバの唐揚げは仕立て直した。昨日の汁にはキャベツを足して仕立て直しである。それだけでうまい。
マダラ子も少しだけ皿に盛る。
挽肉とニラを刻んで叩いて夜の準備をした。
毎食、少しずつ色々なところを食べる。




やっぱりレバーは食べないことが多い。
調理したものが翌日も残っていると食べにくいものだ。
少し細く切ってケチャップとオイスターソースで味を入れる。
レバーらしさを残して、違った風味が出るといいな。












父の食事、ご飯を食べるので少しラインナップは変わる。
昨日の味噌汁をつけた。
朝早く来たが、食べないで帰った。
食べに来ないので昼近くに持って行った。
今日は猛烈に寒い。霰が混じってもおかしくない天候である。

妻が持って行った後で見に行ったら、仏間でTV見ながら一杯やっている。
楽しかろうや。
3-4日で2リットルの紙パックがなくなる。そこそこな量である(笑)。


いつも考える。妻ともよく話す。

もう自分で買いに行くこともできないから、「酒は悪いから」と与えなければ飲めないだろう。
日本の介護施設では「禁酒禁煙」である。あなたのために、やめたほうがいいと取り上げる。

しかし、何に対して悪いのだろうか?


介護という名前で、望みを奪い鎖につなぐこともできるだろう。
言いわけのきかない老人が出来るのはそれなりの理由がある。
僕だって、自分の望みを絶たれたらそこから逃げ出したくなるだろう。


父はもう酒を止めてくれた妻もいなくった、年金は十分にあり、酒が好きだ。
ならば父の望むようにする。
いつまで、父は「僕のことがわかり、厠・風呂を自分でつかえる父」であり続けられるだろうか?
僕は父に「自分であり続けられる食事」を作って食べてもらう。
そんな食事は僕に取っても意味があるだろう。


時折父は自分の年金の額を尋ねる。
僕は毎日食事を一緒に食べるのに十分な額をもらっていると話す。何の不安もないことを伝える。そんなことを聞く父の心を考えると涙が出てくる。自分でも何もできないままに生活の全てを任せていると知っている。
僕の30年後の姿である。


酒を飲みたいといううちは、飲んでもらうことにするよ。母の位牌にそう話す。

12月になった。まだストーブは要らない。
来週には雪囲いをはじめなければならない。



僕の食事。昨日は酒を飲んだ(笑)。
月曜までに今作っているシステムの大枠を組み立てる。4年前(失明宣告の前)にはできなかったインターフェースを取り込む。カンバックだ。




いつも足元にいるので思わずキャベツなどをあげる。



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