幸運な病のレシピ( 719 )夜 :サンマ(頭と内臓+舞茸のアヒージョ、もちろん身も食う))、豚ロース照り焼き(リンナイ赤外線グリラー 「R-3452-III」+グリラー)

今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
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リンナイ赤外線グリラー R-3452-III の活躍

【 2018/11/4の食事 】


妻がひれ肉が安かったと買ってきた。いつもは「ひれカツ」にするのだが R-3452-3 で炙り焼きにした。
ガッツ食えて美味しい。「肉を食った感」が半端でない。中心が少し赤みがあるが気になるようだったら、薄めに切って炙るといいかもしれない。
今度は豚バラのブロックを炙り焼きにしよう。


サンマの頭を食べ終わったあとのアヒージョである。
ニンニクと舞茸にサンマの肝の味が溶け込む。
オリーブオイルの香りがいい。


頭である、一見おぞましいが、滋味である。そのうち妻にも勧めてみよう。少し興味があるようだ。
サンマは頭から食える、鯛は頭から腐る(笑)。
次はセロリやパセリのような香味を入れてみよう。



おでんは春菊を別鍋で加えた。
2日目のおでんは仕立て直しが難しい。
汁が少なくなっているので、うどんのダシ汁で烹るといい。



僕の食事。
ビールにホッピーである。
もちろん焼酎も参戦する。

サンマの身も食う。
贅沢な食事だ。

酒飲んじまった時は、暴走することが多い。



ベーコンとセロリの焼き飯である。
醤油でアジを入れて、目玉焼きと合わせる。

炭水化物は「毒」ではない、コスト安く満腹が早く来るので食卓から「必要なもの」を追い出してしまう。
そして人生は我慢大会ではない。ほどほどにすることが肝心である。








父の夕食。盛りだくさんである。多種の生命を少しずつ。美味しいと思えるものを選りすぐる。
半額だった鯛の刺身、鳥の唐揚げ、炙りロース肉、朝焼いた鮭とアジ、イナゴの佃煮。

昔は当たり前に食べていたそうである。近くのスーパーで常備している。誰が買うのだろうかと思うが滋味である。昆虫食は世界を救う。



父の夕食。
大皿と、汁、キャベツとヨーグルト、ご飯は60g-80g。
お酒は夕食時に2合弱、少し眠て、23時くらいと翌日の4時くらいに起きる。その時に2合弱
1日「3合-4合」であろうか。

いつも考える。
「老人は何もできないから、全てを取り上げる」ことができる。酒を与えなければ、「酒をやめた」ことになる。
「老い」という名の牢獄に入って残りの一生を過ごす。


できるだけ、心地よく快適と感じることのできるように生きてもらいたい。


「今日もいい日だった」と父は言う。
その言葉を聞くと、どんなに辛いことがあった日でも、僕も「いい日」だったと思えるのだ。
共に人生を生きた父の言葉は僕を勇気つけてくれる。
目の前で食事をしているのは見ず知らずの年寄りではない、苦しい人生を共に生きた「人」なのだ。
そして自分の30年後なのだ。




身体は衰え、思うように動かなくなる。
多くの記憶は遠い霧の中に霞む。認知症と呼ばれ、「不良品」扱いされる。
しかし、共に生き愛した人たちはもういない。記憶など何の役にも立たないのだ。

それでいいのだ。
何も、薬飲ませて無理させることはない。

年を取るということは幸せである。
ピンピン(トイレ、風呂、食事は自分でできる)コロリ(眠ったまま、あちらに行く)そんな人生を迎えたい。
僕は父のあとを歩く。

子供が食事を作ってくれる幸運は望めないが、自分でできるだけできるようになっていたい。



それが「食事の力」だ。

僕は信じている。


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