「人生痩せたり太ったり(仮題)」のコンセプト( 12 )森羅万象に潜む神 ( 2 ) 意識は主役ではないことの傍証、「バーグマンさん・寂照さん」古今東西の恋に生き女性たち
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マイクロバイオームが人の行動をコントロールしていると考えると辻褄が合う。
例えば、不倫を大騒ぎするマスコミや私達のメンテリティを「遅れている」と侮蔑したりするのは意味がない。
私達の中にある「何者か」がその人の人生において表面に出てきたものだと考える仮説の問題である。
社会(コミュニティ)の維持と、欲望の充足の葛藤の「一般法則」を考えるのである。お固く言うと、次の本は「ヒト・生命」の存在の一般理論が主題である。
『私(と感じている意識)は、私(と思っている身体)の主人なのだろうか』という問題への思索である。
不倫という問題が多く話題(制裁の対象)になる。
問題は「なぜ不倫が起こるか」ではなく、「話題(制裁の対象)になるか」である。
そもそも、「性欲という欲望」を社会的な破綻なく解決するする為に「結婚」という制度はある。
なにせ、「性的な満足を与える才能」は「価値」として認められているのである(注1)。
人生は苦痛の連続である。
そしてそうであっても、余りある喜びが時に訪れる。
やがてすべてを失い、自分自身であったことを忘れ、無に帰る。
しかし、数百億のマイクロバイオームと「その数十分の一の精子と卵子に起因する真核細胞」が共生して紡ぎ出した「私というDNAゲノム」は何処かに生き続ける。
深く宗教的である。
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====この項続く====
注1 : 「性的な満足を与える才能」は「価値」として認められているのである。