幸運な病のレシピ(6) キャベツとゴーヤのチャーハン 血糖値も上がって下がって、波乱万丈

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昨日仕事が一段落した上に子供の弁当を作らないでよかったので、少し朝はゆっくりとした。

ご飯が余っていたのでチャーハンを作った。
僕は炭水化物をできるだけとらない人生を送ることにしている。
しかし、肉と野菜を多めにしてご飯の比重を小さくする。
満足できる食事でありながら、血糖値の上がり方は少ない。



満腹とか満足とか言われるものが人の食行動を決めている。
肥満という検査値は検査器具を使わなくとも分かるので健康状態を判断するのに使われることが多い。
しかし、問題は、意志の力で食事を制御できると考える所にある。

人生は我慢大会ではない、満足するために僕らは生きている。
しかし、満足が災厄を呼び寄せているという現実がある。

「満足とのトレードオフ」次の本の主題である。派生的に、満足は何がどう感じることなのかという事も考えなければならない。こちらはものすごく面白く、哲学的である。



チャーハンが出来た。
汁の少ない「おじや」のような感じである。
パラッとしたチャーハンも作ることもあるが、それだと炭水化物の爆弾のようなものである。
やはり、肉が多いのが大事であろう。



僕の朝食である。
炭水化物がたくさん入っている(笑)。
昨日買ってきた伊万里の皿に入れてみた。
なんとも贅沢である。



味噌汁と一緒に食べる。
妻も食べるが、彼女はお代りをした。
僕は肉を多めによそおってこれで満足である。


血糖値の推移を見てみた。

10:05 135 0分   食事開始にしては高め
昨日の飲酒が効いている?
10:13 168 10分 +30 来たぞー
10:36 176 30分 +40 おおよそのピークだった
10:54 161 50分 +25 下がりだす
11:30 153 85分 +20 下がりだす
12:10 137 130分 +-0 2時間で開始時点と同じになった


僕は安静時(基礎分泌)で1時間15mg/dl程度の下降となっている。
食事をしてブドウ糖が流れ込んでくる時には、上がる圧力と落ちる圧力の拮抗点がその瞬間の血糖値になる。
これは大変面白い。

まさに複雑で単純な公式などは当てはまるわけがない。
何と美しい数式なのだろうか。

12:41 145 30分 +5 一旦落ちた後で少し上がることもある
これは誤差とも考えられるし、インスリン(分泌後の体内寿命は5分)とブドウ糖流入のミスマッチのような気もする。
13:18 127 65分 -10 流入が止まったのだろうか?
落ち着き始めている。
13:46 120 89分 -17 少し汗ばむぐらいの外仕事したので測ってみた。
14:25 109 130分 -28 多分今のところの底(血糖恒常値)
15:00 108 - +-0 安定状態である 疲れたので少し寝る 今日は揚げ物を作る
16:00 97 - -10 ブラボー 祝杯じゃ!

父の朝食である。
残さず食べてくれた。






イカを小さく切っておやつに持っていった。
父はベッドに寝ていた。
話しかけるとちゃんと返事するのである。

今日は爽やかである。






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