チト大忙しである。

また東京である。
飲み会含めて泊まりっぱなしである。


次の本の打ち合わせも入るし、楽しみである。






こないだの出張から酒飲んでいない。


もう10日になる。
体重のコントロールは順調である。
毎日500gづつ落ちる。

そして今の僕の身体に起こっていることを合理的に説明できる「栄養学」を組み立てている。
「カロリー栄養学」という分かりやすい嘘から「代謝の栄養学」へ。

からだの働きからみる代謝の栄養学

からだの働きからみる代謝の栄養学

田川邦夫さんは、素晴らしい。

彼の本との出会いが僕を完全に変えた。

いま手に入る本はみんな買った。
最初は訳がわからなかったけど、沢山の本を読むことで、分かるようになってきた。

実に興味深いことを発見した。
彼は、この本の中で「カロリー」という言葉を使っていないのだ。
ちょっとびっくりした。


代謝とは「水素元素を遊離させる長いステップの化学反応の鎖であり、最終的にはATD<=>ADPのリサイクル」なのである。
決して燃焼はしない。

そして、「カロリー」という言葉を使っているかどうかが僕が本や人を判断するための試金石となった。




もう1冊、使っていない本が実に面白いところで出会った。

ここのページにも書いたのだが、「解剖生理学をおもしろく学ぶ」という本である。


解剖生理をおもしろく学ぶ

解剖生理をおもしろく学ぶ



僕の次の本は「カロリー」という誤った概念がいかに生活習慣病を蔓延させているかということを書くことになる。
そして、私たちはいかにして「自分の過ちを回収するか」という問題を論じることになる。



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