糖質制限は「勧められない」 日本糖尿病学会が提言

いろいろと言いたいことはあるが、やっぱ、医者はダメだなあ。



糖尿病患者は医者の飯の種だからなあ、困ったものである。
医者が皆糖尿病になればいいのだ。(江部先生のように.....)
そうしたら、きっと糖質制限を始めるだろう。
カロリー制限の食事療法など困難である。
そして、そういった食事療法は患者に「自分の責任である」という意識を埋め込む。
直せない医者の責任を見えなくするマジックである。


戦後の栄養学は効果のない食事指導を行なってきた。
それは、現実の状況を見れば分る。

炭水化物60% 脂質20% タンパク質20%の割合でエネルギーを取るべきだという考え方一本槍である。
その考え方こそ、現在の不健康な人間を量産してきたということには気が付かないのだろうか?
この比率誰が決めたのだろうか?
その比率で食事をしていったからこそ生活習慣病はこれだけ蔓延したのではないか。



出処はマクガバン報告か?

色々と調べたが、『炭水化物60% 脂質20% タンパク質20%』などという比率で食事を構成できるようになっったのはごく最近である。

薬やインシュリンでの糖尿病の治療は治すわけではなく、進行を遅らせるだけである。
それは何度でも言っておきたい。


最近、少し気が緩んで普通の食事を続けていたら、足の指先がちょっとぐわい悪くなった。
また、厳密な糖質制限を行うことにした。
2日目になるのだが、しびれが消えた。
ビックリである。

こういう実感こそが重要である。





日本経済新聞より
糖質制限は「勧められない」 日本糖尿病学会が提言
2013/3/19 12:38

 ご飯やパンなどの炭水化物を控えて糖質を制限する糖尿病の食事療法について、日本糖尿病学会は19日までに、「安全性などを担保するエビデンス(科学的な根拠)が不足しており、現時点では勧められない」とする提言をまとめた。

 生活習慣が主な原因となる2型糖尿病では肥満の改善が重要。そのためには「総エネルギー摂取量の制限を最優先とする」としたが、欧米での研究で注目された炭水化物の摂取制限の有効性については賛否が分かれ、今後の調査が必要とした。

 炭水化物の制限で短期的には体重が減っても、その後、血中の悪玉コレステロールが増加したなどとする報告がある。また腎機能障害や、代わりに摂取するたんぱく質や脂質の増加による影響が検証されていないという。

 同学会は「欧米の研究で対象となる肥満度(BMI)は30〜35以上が多く、肥満度の異なる日本人の糖尿病に合った炭水化物の摂取量については、十分な科学的根拠がそろっていない」とした。

 BMIは体格指数とも呼ばれ、体重(キログラム)を身長(メートル)で2回割った数値で、日本では25以上を肥満としている。〔共同〕

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