7月は梅干しの月--YOU ARE WHAT YOU EAT --
紫蘇に漬ける。
最後に壷に入れる。
半年くらいで食べれるようになる。
33歳で僕は故郷に帰った。今年、50歳になった。
いつか、母の作る梅干しの作り方を覚えたいなと思いながら、覚える機会が無かった。
伝統食と言われる料理方法が有る。人間が長い世代交代の繰り返しの中で受け継いで来た料理方法である。
生命は食事に対して保守的である。ライオンが突然「麦」食いだしたり、来週から牛がネズミを補食したりしない。環境が変わり、自分たちが滅びるくらいまで追いつめられなかったら変わる事はない。
ところが、人間は、ほんの短い時間の間にもの凄い速度で食事を変えている。体に気持ちいいものを作り摂取する。酒や麻薬、覚せい剤などは良い例である。体が気持ちいい物からは逃げられない。
当然おかしなことが起こる。生活習慣病だとか、昔は見られなかった病気である。
糖尿病は「カロリー中毒』である。脳はブドウ糖が大好きだから。
30代で僕は糖尿病と診断されて、色々な本を読んで料理の勉強をした。丸本淑夫さんや川島三郎さん、マクロビオテックの歴史、女子栄養大学の本、僕の本棚は猛烈な数の栄養学の本が有る。
最初に作ったホームページも「正しい食事 NutritionalMealPlans』と言うもので、既に15年近く作成中である。(ちなみにこのロゴは僕の大事な友人が作ってくれたものである)
糖尿病関係のページはこちら
YOU ARE WHAT YOU EAT 『食べたものから体は作られる』のである
3つの法則を考えた。『伝統食は素晴らしい』「体は美味しい物が大好き」『人生、無理は長続きしない』ということである。
地元の御百姓さんから買った玄米炊いて、梅干しのせて、タクワンと食う。
おかずはタケノコの煮しめだったりしたら何も言う事はない。
最高のごちそうである。
そして、今年、一緒に梅干しを作りながら覚えることにした。
基本的に梅干しの作る工程は3つの作業に分かれている。僕が小学校の頃から住んでいた家に梅の木があり、とても沢山の梅がなった。
母は、梅干し作りを田舎の農家の人に習った。
そして僕は母に梅干しの作り方を習うことになる。
7/15紫蘇
25日は天気が悪かったのでおやすみ。
26日、10:30位に雨が降り出したので引っ込めた。
この瓶をホームセンターで買って来た。実は前日にオフクロが買って来たのだが、ホーローで気に入らなかったので返品して買い直して来た。