取り木をすることにした - 日々の糧としての写真 A LIFE LIVED IN FEAR IS A LIFE HALF LIVED

【2021/3/18】

うちに庭には4本の梅が有る。一本はこの家ができた時にあった梅、後の3本は実生（種から生えた梅）である。
住んでいる家と父母の家の間の梅を移したいと思っているのだが、庭師さんには難しいと言われた。
苗木を買ってくればいいと言われたが、この庭で生まれた木を大事にしたいと思っている。
そこで「取り木」というものをすることにして、薬剤（メネデール＝芽根出る）を買ってきた。
木の皮を剥がして、メネでして、水草で覆いタオルの包帯をしてビニールでカバーした。
3ヶ月位で音が出てくるという。

庭の隙間があるので植えようと思う。
いつも、母がこの梅は親梅から出た梅なのだと言っていたことを思い出す。
母が亡くなって空庭が楽しいと感じることが多い。
庭を歩き、様々な木々や草を見ると楽しいのは面白い。
生命というのは連鎖のうちに生きる。

僕という生命は、マイクロバイオームのコロニーでしか無い。
庭の木々や生まれて生きる鯉、それを食べに来る鷺、みんな同じ生命の「律」を持つ。

楽しみである。

#食事は喜び