幸運な病のレシピ( 2015 )昼 :新タマネギのフライ、鳥唐揚、ナス天ぷら、蕎麦、ポテトサラダ

【 2020/4/14の食事 】

新タマネギのフライはご馳走だ。

今シーズンくらいから満足できる仕上がりだ。
硬めの衣に閉じ込められた新タマネギが蒸されて辛さが消え甘さが衣にまで行き渡る。
お店で頼んでもこうは行かない。
切って、塩と粉を振って、ドロでくるんでパン粉を乗せて揚げるだけなのだが、3年はかかっている。
お店で作るなら何度も練習してコツを掴むだろうが、厨房仕事はジェネラリストにならねばならないから厄介だ。

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おまけに家族の口は容赦ない。

世の中のグルメ番組は食べる人を絶対視する。作る人を競わせる。
そりゃ金払ってるんだから当たり前だと思うだろうさ、けどね、食事=健康は金でディール(取引)出来ない。
あの小生意気に味を評論する連中、大嫌いだ。いつからこの世に生息するようになったのだろう?

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家族の食事は、食べる人も作る人も共に健康を気遣う。

素材から生命を大事にした料理を作る。三食継続することは並大抵のことじゃない。けどね、50年前は当たり前にみんなそうして生きてきていた。この50年の社会・家族のあり方の変化が多くの災厄を生んだ。


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母の料理に文句を言うとこっぴどく怒られたものだ。

そんな贅沢言ってるもんじゃないと。
家族は、これで満足しなさいと欲望を閉じ込める檻でもあった。


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僕は生活に辛く酒がやめられない。

体重も100kgになった(5kg増えた)。
依存から抜けられない。やっと3日飲むのをやめられた。
30代の頃ベロベロになって玄関で小便たれて母に小言を言われては外に飲みに出かけた。
結婚してから妻の持ってきたタンスに小便かけたり、何度離婚の危機を通り抜けたろう。
最近は少しは良くなったが、人生の先が見えないのは辛い。


3時位になったらポテサラサンド食べよ。







「商品化された食事」「政治的に正しい皿の上の栄養学」が『ガンや、認知症、心疾患に循環器、壊疽に肺炎、透析に眼底網膜症、骨阻喪症にリュウマチ痛風膠原病に難病指定、薬で下がる検査値の異常(糖尿痛颶風高血圧に高脂血症)』を生んでいる。
「病(と医者が呼んでいる災厄)」は食事の反映でしかない。

炭水化物は毒ではない、誰もが抗えないほどに魅力的すぎる。食卓は、炭水化物が中心になり、緩慢で直接的な因果関係の見えない欠乏症を生む。
食事作りは面倒だ、私達が作れなくなったのには理由がある。そして僕は毎日素材から食事を作る。



今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
『炭水化物がいらない食卓』はこちら『幸運な病のレシピ 宣言』は[http://d.hatena.ne.jp/masay