幸運な病のレシピ( 1571 )夜:追憶のすき焼き鍋

【 2019/9/18の食事 】

すき焼き鍋というのは砂糖と醤油で肉を焦がしてだしを取るのだ。

牛肉がベストだが、豚でもよろし、鳥も趣がある。
一緒に煮るのは、糸コン、豆腐(僕は絹ごし)、ネギ、人参、椎茸、大根も入ることがある。

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母のレシピではいつも豚肉だった。牛肉た高価な時代っだった。
ちゃぶ台にガスコンロが(無いから)置けなかったので台所で作って持ってくるのだ。
ガスコンロ(も)は高級品だった(笑)。
汁だけ残った翌朝の鍋は、ご飯にかけたり、うどん入れたり、大活躍の思い出。

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玉子入れるのはご馳走、贅沢な食べ方だった。
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父の食事

すき焼き鍋煮玉子入れてあげた。
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家族が帰ったら、ネギ足して、肉もある。

ビールがない。
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妻が、カツオ買ってきた。

やっぱ飲んじまった。
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後少しで出発だ。





「商品化された食事」「政治的に正しい皿の上の栄養学」が『ガンや、認知症、心疾患に循環器、壊疽に肺炎、透析に眼底網膜症、骨阻喪症にリュウマチ痛風膠原病に難病指定、薬で下がる検査値の異常(糖尿痛颶風高血圧に高脂血症)』を生んでいる。
「病(と医者が呼んでいる災厄)」は食事の反映でしかない。

炭水化物は毒ではない、誰もが抗えないほどに魅力的すぎる。食卓は、炭水化物が中心になり、緩慢で直接的な因果関係の見えない欠乏症を生む。
食事作りは面倒だ、私達が作れなくなったのには理由がある。そして僕は毎日素材から食事を作る。



今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
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