幸運な病のレシピ( 999 )朝:メンチカツ、さつまいもフリッタ、手羽先揚げ、小丸ジャガ素揚げ、味噌汁、鮭
今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
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【 2019/2/11の食事 】
メンチカツとは因縁がある。とても好きなのだが、うまく作れなかった。つなぎを入れるのに抵抗があったのだ。ハンバーグもそうである。
一般的にはひき肉に卵と小麦粉を混ぜ込んで形にして衣をつけてあげる。しかし、つなぎ(=小麦粉)がないとうまくない。具から出た水分が衣の内側で保持されないためだ。
食材の「生命=細胞の中の多種多様な代謝物を保持している水」がみな蒸発して、ボソボソするのである。これは今の僕の考え方に反している。
炭水化物を「悪者」と考えると、少しでもとらないほうがいい。2015年からの食事作りでは当初はそのポリシーで作っていたので、美味しくなかったのである。
今はそう考えていない。炭水化物は魅力的で低コストだから、食卓を支配する。そのために「生活習慣病と人生の終わりにくる災厄」を招き寄せるのだ。
なので思いっきり小麦粉入れた。うまかった。
美味しくつくるのが料理の大事な役割だ。
「体にいいもの」というキーワードはその人が食べたいものを禁じるために使われることが多い。
好き嫌いはその人らしさを生み出している重要なものなのだ。
医者や栄養士のいう「体にいいもの」中心の食事が私たちを苦しめている。
食事は単純にガソリンを補給するものではない。
「美味しさという指針」はその人に何が必要かを教えてくれる。
そして炭水化物(嗜好品=酒、覚せい剤セーフティでないセックス)は魅力的すぎるために私というコロニーを盲目にする。
人生は我慢大会ではないが、ハメを外すものほどほどに。
ああ、ビールのみてえ。
幸運な病のレシピ( 999 )朝:メンチカツ、さつまいもフリッタ、手羽先揚げ、小丸ジャガ素揚げ、味噌汁、鮭