10月7日「帰宅」永平寺、恐竜博物館、だるまやさん 2018年国体のお仕事
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競技の終わった翌日は、少しだけ余裕がある。
ホテルでの最後の朝食である。なかなか美味しいところであった。
クタクタで早く帰りたいと思っていても、家まで5−6時間はかかる。
もう来ることはないかもしれない、少しだけこの土地を歩く。
最初は「永平寺」を訪ねた。曹洞宗の本山、大きなお寺である。
御朱印帳を贖い、一番最初にお印をいただいた。
母の菩提寺の和尚様にも書いていただけると良いなあ。
母が亡くなってご縁があったお寺が曹洞宗だったので、なにか因縁を感じた。
屋根瓦改修の募金をしていたので「一口」母の名前でお預けした。
これも縁であろうか。
質素で荘厳、素晴らしい。
早朝は静寂な街もお寺の中も観光客で賑やかになってくる。
朝一(9時)にお伺いしてゆっくりと雰囲気を楽しむのがいい。
永平寺のそばの数珠屋さん。これだけ手彫りが揃っているのは初めて見た。
すごくいい数珠があった。
数珠屋さんがあったのでふと足を止めたら大当たりである。
素晴らしい数珠が揃えてあった。
カードはやっていないそうである。
観光のお店ではない、数珠や仏具の専門店で、お寺の本職が買いに来るそうだ。
代引に対応しているそうである。
次に恐竜博物館を訪ねた。
親子連れで大変だった。
10歳の子どもたちと48歳の僕と妻が来たらたのしかったろうなあ。
長いスロープを歩いてくたびれた自分が悲しい(笑)。
「あわら温泉」にある「だるまや」さんと言うお菓子屋さんを訪ねた。
150年前にあわら温泉がここに作られた時に引っ越してきた和菓子屋さんだそうだ。
女将さんと話をして、お土産にするいくつかのお菓子を選んだ。
ロケーションの確認の日に温泉街を歩いたのだが、その時にであったお店である。
この「どんりん」と言うお菓子は美味しかった。
なかなか珍しいモナカ(的なお菓子)である。
温泉街の「出来合いのお菓子屋さん(工場生産のお菓子を売る)」ではない。
昔からの味を守っているお店である。
「幸運な病」の話を少しして、健康に関しての意見を聞けた。
たくさん買ったお土産をカバンに詰めて、帰路についた。
少し電車が遅れ最後の乗り継ぎは特急でなくなったが、1時間位遅れただけであった。
行きも帰りも、台風が通り、大会の間は晴れていた。
遅かったが父はおきていたので声をかけたら喜んでくれた。
家に来てお土産を食べながら、少し飲んだ。
明日の朝は少し庭をいじろう。循環器の具合が悪かったので、止めて出張に向かったのである。
魚、煮しめ、その他諸々。
懐かしい食事である。
外では手に入らない。
家に帰った。
ああ、楽しかった。
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これが「どんりん」だ!
2018年10月11日 一杯やりながら最後の一つを食べた。
甘くなく、軽く、風味がある。モナカの皮は多層で、口の中で溶ける、美味い。
コニャックにも、バーボンにも合う、今日はブランデーの夜であった。
彼の地で頑張っている女将さんの笑顔を思い出した。
嬉しいものである。
今年の国体が終わった。
「あわら」に、また尋ねることができたら、僕は幸せ。
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