「人生痩せたり太ったり(仮題)」のコンセプト( 16 )森羅万象に潜む神 ( 3 ) LGBTQとマイクロバイオーム、性はいくつ在るのだろうか?

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卵子精子に起因するDNAゲノムを持った細胞とそれ以外の細胞から私達の体は構成されている。
このコロニーを運営しているのは「意識」と私達が呼んでいるが、それが果たして実在するのかは証明することは出来ない。
#1


精子はウイルスによく似ている。
どうして、この類似性をもっと強調しないのだろうか?
精子は遺伝子だけを持ち、ミトコンドリアを持たない(ごめんなさい持っていました、卵子由来のミトコンドリアしか引きつがれないのでした)。

僅かな(射精後に生きている)時間の間に自分の遺伝子を増やしてくれれるホスト(卵子)を探して、遺伝子を打ち込む。
遺伝子を打ち込まれたホストは、ミックスした遺伝子ニコントローるされた生命増やしていく。
ミックスされた遺伝子は、新しい環境に1から適応することで、新たな進化(適応)のステージに入る。



より効率のいいコロニーをマイクロバイオームは求める。
だから(出来の良い)ホストを殺しはしない。
しかし、「生きる事」それ自身は環境を変化させる。
そして、変化した環境に対応するために、新しいコロニーが必要である。
文明の崩壊も、人個人の死も、意識にとっては悲劇であるが、ミクロな生命にとっては単なる引っ越しでしか無い。

親から子へとDNAが移転していくのもその一環である。



感染症というのは、マイクロバイオームのセックス(遺伝子シェイク)である。
ホストに悪影響を与えるものは感染症と言われるが、ホストを助ける物も多い(はずである)。
病気はなぜ有るか』ということである。


意識というものから見ると、「性」と言うと、雄と雌がセックスを行い受精をすることを指している。
しかし、私という意識の基盤となっている身体をミクロな生命のコロニーと考えてみる。
性というのは何らかの形で「他のコロニー」との接近を試みることといえる。




様々な、人の理不尽な行いも合理的に説明できる。



意識の主人は、精子卵子に起因するDNAゲノムを維持している細胞群ではないのだ。
無論それは、重要な役割をしているが、それ以上に大きな役割をしているのはコロニー全体を維持しているマイクロバイオームである。
マイクとバイオームを「腸内細菌叢」などと矮小に表現してはいけない。
私達の身体のあらゆるところに潜んでいる神々なのだ。


【帯状庖疹の意味】

今僕の右胸には帯状庖疹と呼ばれている水疱瘡ウイルスのコロニーがある。
かゆみを伴い、毎日大きくなっている。
「私=精子卵子に起因するDNAを持った細胞群」からみたら不愉快で仕方がない。



果たして、私というマイクロバイオームにおいて役割はないのだろうか?

帯状庖疹の本には80代のヒトの3人に1人は苦しんでいると書かれている。
僕の身の回りの同年代の人には誰もいない。
帯状庖疹が発症するのは年取って行きていくために何らかの大事な役割を果たしているのではないか?



長生きしたかったら、早めに帯状庖疹を発症させたほうが良いぞ(笑)。
間違えても、抗ウイスル薬とかで大事な神様を殺したりしてはいけない(笑)。
分けてあげようか?

母はなくなる何年も前に随分帯状庖疹で苦しんだことを思い出す。
帯状庖疹は、あらゆる場所で症状を起こす。
僕の場合は致命的な問題を起こしそうにないところだったので、医師に行こうとは思わなかった。
しかし、場所によっては失明や壊死を引き起こす場合もあると言う。


『臨床での苦しみは全てに優先する。』これは僕の第二原則である。
そして第一原則は『医学の治療を受けるか受けないかは自分で決める』である。


僕が医者に行かなかったのは、帯状庖疹に関しての説明があまりにいい加減だったからだ。
『神経の中に潜んでいるウイルスが、ホストの免疫力が弱まると出てくるのだ。』そして、どうなると治るかというと『ホストの免疫力が回復すると治る』そうだ。
これって、「免疫力」の所を「神様の思し召し」に変えても成り立つのである。


治療法は、帯状疱疹ウイルスの作り出すタンパク質のブロッカーである。
僕は、タンパク質のブロッカーというやつは自衛のための銃と同じで、敵も味方も見境なしに傷つけると言うことを知っている。

生命は互いにタンパク質を言葉にして会話している。
ブタのインスリンは人の細胞に効く。
このことは、細胞レベルではブタもヒトも同じ受容体(注1)を持っているということなんだよね。
そして全ての細胞は元が一緒だから、装備している可能性がある。





なので、治療は受けないことにした。




【なぜ不倫するのか】

ペットに頬ずりをしたり、子供が出来る可能性がないのにセックスしたり、してはならないと知りながらセックスしたりするのはなぜか?

多くの場合マイクロバイオームにとっては他のコロニーに自分の遺伝子を受け渡すチャンスである。



ファーブルの昔から、小さな神々が意識を操る事例は多く報告されている。
生命は、他の存在を操ることでそのコロニーを広げていく。

イジメや他人の支配、DVやパワハラ、全て意識のレベルでの他者のコントロールであり、支配である。


梅毒や天然痘は家畜から人にホストを変えた。
多くの感染症はそうやって遺伝子のシェイクを行う。
なぜ、遺伝子は混じり合おうとするのだろうか?

きっと寂しがり屋なんだ(笑)。








【LGBTQの意味】

性に関して正常と異常という区分が意味のないことはマイクロバイオームの視点から見たら分かる。

ノーマルと言われている組み合わせを「子供が出来る組み合わせ」と考えたならば、閉経後の女性はセックスをしたらアブノーマルになるはずである(笑)。

フェロモンが出ていると言われるが、蓼食う虫を呼び寄せるタンパク質が、その虫のバイオームが発しているのである。

性犯罪を犯した人の手記を読むとわかる。
明らかに、理性を越えた何かが私達を操っている。

決して「意識=理性=群によって習得されるもの」は私達の主人ではない。
「意識」とは、群れ(コミュニティ)に属するためのチケット(ID・免許証)でしか無い。





そして、「LGBTQ」は社会を維持するためにアブノーマルとして禁止されるのである。
社会の維持というのは、『いかに年寄りを養うか』という制度である。
同性結婚」と言うのは、財産の管理と老後の生活の運用のルールを公的に担保しているのである。



若者にとっては、社会などどうでもいいのである。
問題は、将来の生活の担保である。


LGBTQの最後の「Q」に関して書いておきたい。
まだ、「自分に最適なセックスは見つかっていない」だけなんだよということである。
海辺の避暑地で見つかるのかもしれない。







不思議なダンス―性行動の生物学

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『マイクロバイオームの栄養学』を考えていくのだ。




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注1 : 受容体
受容体とは、体液中を流れる「他の組織や細胞が放出した」タンパク質を「メッセージ」としてを受け取るために存在する。
膜に埋め込まれたタンパク質で物理的な三次元形態が特殊で、一定のタンパク質としか反応しない。

「細胞膜」は外と内とを隔離する。
しかし外との交流がなければ生命は維持できない。
交流するためには外の様子が分からなければ何も始まらない。

そのために、外部を流れるタンパク質を受け取り内部にメッセージとして渡すため役割をする。

と同時に外部は棄権でいっぱいである。
未知の危険が襲撃する可能性は大きい。
コンピュータネットワークでの危機管理との類似点をいつも考える。


受容体はミクロのレベルの感覚器官である。
そして体部からのメッセージの形は多岐にわたる。
多くの高分子化合物(タンパク質、脂質、糖質、酵素、それらの複合体)がその役割を果たしている。

進化の過程とは、プロトコル(生きるためのルール)の発見と利用である。

タンパク質は、厳しくブロックされるが、脂質は結構素早く中に入っていく。
ステロイド系のホルモンは皮膚から浸透するが、インスリンの様なタンパク質はそうはいかない。
そもそもタンパク質は細胞の中で様々な事をする内部パーツでも有るので迂闊に細胞の内部には入れない。

そして、細胞の内部で作られて外部に放出される。
最近は「目耳鼻舌」ではなくて「口」の方が重視されている。
しかし、アタリマエのことである。
個々の細胞のリクエストが、意識に対して「何を食べるか」という頃を伝達するのか?
謎だ。





細胞は光も音もない闇の中にいる。
細胞膜は脂質で出来ている。そしてその中にはタンパク質が埋め込まれている。
ピッタリと隙間なく埋め込まれるためにはその構造の中には特異的なアミノ酸が必要だ。
そんな受容体が数千個膜には埋め込まれている(正確な数は数えることは出来ない)。
体を構成しているすべての細胞は「一つの卵子」から分岐されている。

進化とは適応である。
細胞レベルでの進化がここには在る。
どんな刺激が来たらどういう対応をするか(プロトコル)が記載されているのがDNAゲノムである。
一つの細胞は周りの細胞の気配から自分自身を変える。
その変化が周りを変える。
細胞分裂を繰り返しながら最初の細胞からどんどん離れていく。

まさに驚異である。

この変化に受容体は大きく関わってくる(はずである)。

『個体発生は系統発生を繰り返す』という考え方は否定されたという。
しかし、分子レベルでの進化(適応)がはっきり分かってくれば思い直したくなる。

面白いのは胎盤に着床した後での母親の血液内の白血球の働きである。
少し調べたいことがあるの見つかったところのこの項目はもう一度書く。


細胞の集まりとしての人体にばかり気を取られているとメインプレイヤーが誰か見えなくなってしまう。









おまけ

明日の天皇賞は4-2-1で決まりだ。
ビンセントが教えてくれた。