今年の竹の子

朝4時45分にマークンを起こして、16本採ってきた。
今年は遅い。


いつもの斜面(2本)ではほとんど採れなかった(去年はここで2−30本は採った)。
竹の子林の周辺で(8本)とれた。これは去年と同じくらいかなあ。
帰ろうとして歩いていた。

マサヒトくんが「すみれ」を取りたいといって止まった所で、小さいものを一つ見つけて、周辺を探した。
畦に向かった見えない斜面に4本密集して、も少し離れた所にもう一本見つけた。



今年の生えるところが、去年に比べて随分異なっている。
日当たりの良い畦の近くの斜面(領域を広げようとしているように見える)から出てきている。
去年は斜面の中程(密度を増やそうとしているようにみえる)から出てきているのが多かった。

何か意味があるような気がする。
竹の子という生き物の集団の意識はどこに生じているのだろうか。

竹の子はどこから子を出すのかどうやって考えるのだろうか?
地上の状況をいかにして理解するのだろうか?



ドーキンス先生によれば、一つ一つのDNAが持っている設計図は全体を記述するのではなく、個体が動くルールを記述している。

個体は他の存在を意識するのではなく、その個体の環境に対しての単純な反応をしているだけなのである。
これは、僕らの体を形作っている細胞の反応にもよく似ている。

ただそこに意識というものがあるように見えるだけなのだろうか?

考えさせられることは多い。

誰か竹の子の研究しているかなあ。


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