「100 Years of the Movies」の事:映画って何だろうかなあ。

1990年のアカデミー賞授賞式で放映されたショートフィルムがある。
「100 Years of the Movies」制作チャック・ワークマンである。

僕はこの頃アカデミー賞の授賞式を毎回録画していて、このショートフィルムも録ってある(はずである)。

このフィルムは面白い、見ていると涙が出て来る。

なぜ泣けるのかなあとよく考える。
ラストの「社会との関係を描いている映画」のカットを見ていると泣ける。

映画の名前を調べたいなあ。->調べることにした。

ちなみに、前半の「エクソシスト」の直前のシャワーを浴びている男は「"Oh,God!"」のジョンデンバーなんだよね。

その映画がどんな映画なのか、どんな歴史が有るのかとも分らないワンシーンを見ただけなのに感動するのはなぜだろうか。

僕らは他人の人生と常にすれ違っている。
すべての瞬間はそれぞれに生きている人々との出会いの積み重ねである。

自分は自分の人生を生きる他無い。

全てのヒトを描く作為「文学、音楽、演劇、語り、落語.....映画」は人生の意味を描こうとする。

無から生まれて無に帰る。人生は閃光の様な一瞬に過ぎない。そんな人生を僕らはかいま見ることができる。


映画は決して「映画の歴史が分らなければ論じられない」などと言う事はない。

明日子どもに見せてみよう。

http://www.geocities.jp/dayfornight0418/toybox/wars/wars6_3.html




こういうのも有るんだなあ。
こちらは時系列だからちょっとねえ。


http://www.filmsite.org/100yearsatmovies.html