幸運な病のレシピ( 1721 )昼 :青梗菜炒め(八宝菜風)、鶏唐揚・レバー唐揚げ

【 2019/11/19の食事 】

前からなんで医者は「素材から料理を作らないから生活習慣病になる」と言わないのか不思議だった。
家庭で料理を作れというと、それは、女性に「台所仕事をしろ」と強制することになるのだ。

食事が大事だといいながらも、売られている食品の成分ばかり気にすることになる。食品を売りたい連中にはもってこいだ。
もともとの素材の成分表示が政治的に正しい栄養学どおりならばいいのだから。
プロセスが何であってもも構わないのだ。

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大事なのは調理のプロセスなのだ素材の成分ではない(と僕は考えている)。
高圧で蒸して、柔らかくした素材に「だし」を染み込ませた煮しめも、僕の作った素材の生命を大事にした煮しめも成分表示状は同じである。
しかし、美味しさは断然違う。

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そしてそんな料理が成り立つには、美味しいと思える「調理方法(家庭の味)」が必要なのである。
同時に食べるための「場」が必要になる。


しかし、私達は料理の方法と食事をする「場」を(家族というシェルタの破壊とともに)失ってしまった。



売っているアンパンは旨い。
親に怒られながら一緒に食事をするくらいならば、部屋でアンパンに牛乳のほうが気楽だ。
つまりは問題はこの50年で変化した社会の構造にこそある。

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唐揚げは二度揚げにした。レバーが良く火が通っていないと不評であるので今日は二度揚げにしたら美味かった。
鳥もカリッとして旨い。

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僕の食事

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父の食事

雨まじりの天気で起きてきたくないようだったので持っていった。
マユも父も長生きするであろう。
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妻の弁当分もとっては有るが、朝作ったものがもうこれしかない。
炭水化物を僕も妻も取らないので、満腹になるにはたくさん食べることになる。

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かつて私帯の社会は「家」と言う単位が人々を抑圧しながら守っていたのだ。
女性は家庭に縛り付けられ、自由がなかった。
厨房仕事は徒弟的にトレーニングされて、母から妻へと受け継がれ、家族を守ってきた。
しかし、社会は変わった。確かに「解放」だったのかもしれない。
しかし、世の中いい面ばかりではない。




「商品化された食事」「政治的に正しい皿の上の栄養学」が『ガンや、認知症、心疾患に循環器、壊疽に肺炎、透析に眼底網膜症、骨阻喪症にリュウマチ痛風膠原病に難病指定、薬で下がる検査値の異常(糖尿痛颶風高血圧に高脂血症)』を生んでいる。
「病(と医者が呼んでいる災厄)」は食事の反映でしかない。

炭水化物は毒ではない、誰もが抗えないほどに魅力的すぎる。食卓は、炭水化物が中心になり、緩慢で直接的な因果関係の見えない欠乏症を生む。
食事作りは面倒だ、私達が作れなくなったのには理由がある。そして僕は毎日素材から食事を作る。



今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
『炭水化物がいらない食卓』はこちら『幸運な病のレシピ 宣言』は[http://d.hatena.ne.jp/masaya50/20170815