「ドッグフード症候群」(1)ひらめいた。難病(レアディジーズ)に関して少し調べていたら見つけたページ。「ドッグフード症候群」と言う概念を考えた。

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膠原病」という呼び名を聞くが、僕は「食源病」と呼びたい。
ドッグフードみたいな食事ばかりとっているから起こる「病気=身体の当たり前の反応」である。

検査値や現象を「よく効く薬」で直しても(抑えても)、薬の数が増えていく一方である。

面白いのは、「髄膜」のいトラブルの捉え方である。
髄膜炎」は細菌が起こす病気で「髄膜液減少症」は何故起こるかわからない病気と言う考え方であろう。
髄膜炎には治療法がある。細菌を殺せばいいのだ。
しかし、「髄膜液減少症」は治療方法がない。
僕から見ると、両者ともに髄膜という細胞でできた「膜=バリア」が上手く機能していないのだ。
同じくククリ(共通の原因がある)の災厄である。



原因は、美味しくてたまらないドッグフード的食事にある。
「ドッグフード症候群」:大量生産(薄利多売)で利益を出すための商品化された食事を指す。パスタ・うどん・蕎麦・パン・ご飯、日常の食事のほとんどがこれに当たる。問題は満腹が早く来るので、食事から身体というコロニーに必要な生命が取り込めないことである。
大量に作り、保存期間を長くするために「乾燥・濃縮・抽出」工程を経た食事である。
忙しくて作る時間がなく、食事の作り方を習ったこともない。
生活は厳しく食費を削らざるを得ない私達が500円で満腹を買っても誰も責めることはできない。

しかし、辛い人生の最後を迎えることになる。




医療は、治療法があるものを医療は「病」とみなすのである。


この本を僕は随分前に買っていた。

認められぬ病―現代医療への根源的問い (中公文庫)

認められぬ病―現代医療への根源的問い (中公文庫)



しかし、医学が役に立たないことをわかりながら医者に通って「病」だとお墨付きをもらおうとするメンタリティが面白い。
「家庭・家族」というコミュニティが失われたことが原因と考えると筋が通る。

「糖尿病警察」というおちゃらけた言い方で、家族を遠隔操作する医師の醜悪な態度とも同じ流れだ。

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しかし、医師を責めてはならない。
頼る私たちの弱さの根源を見つめるべきである。
家にはかつてなんでも知っていて決断を下してくれる年寄がいた。
私たちの社会は、そんな大事なリソースを失ったのだ。
そして、頼るすべもなく過酷な現実に向き合う私達は医師に権威を求める。


マユちゃん(うちのワンちゃん)には、毎日ご飯を作っている。

家族の食事を作りながら小さな鍋に素材を集めて煮てあげる。
家族の食事は素材から僕が作る。
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父の食事

素材から皆作る。父はご飯が好きなので80g食べる。炭水化物は毒ではない。魅力的すぎるのだ。
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僕の食事

父の食事と骨格は同じ、量が違う。素材からつくり、自分なりに美味しいと思うものを食べる、炭水化物は美味しすぎるのでできるだけ避ける。けどね、時折食べちまうんだ。
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