専門家に頼らないで「自分の命を守る」ための文献案内

専門家(プロ)は、知識を売って商売をする。医師や栄養士は様々なサービスを提供する。

商売の秘訣は安く仕入れて高く売ることだ。知識が間違えていると分かっても、生活のためには売らなければならない。間違えている知識であっても買うほうが悪い。


僕は2型糖尿病だ。2015年4月8日に「失明する未来」を宣告され手術を勧められた。食事でなんとかしたいと思い学びながら食事を作り始めた。このブログは『実際に作っているという「証明」』だ。



2020年までの5年弱の間に本を読んだ。このブログでも紹介する記事を多く書いている。自分なりにジャンル分けをして、コメントしていきたいと考えた。

出会って新しいことが見えてきた本もあれば、読む必要のない本も多い。僕なりに学んだ足跡である。
僕は専門に学問を学んだわけでもないし、医師でもない。しかし、本を読んで自分の身体で納得できることを信じることは出来る。

 

医師が「自身が患者になった時に自分は受けない治療」をされても、それは患者の責任だ。


僕はそんな目に合うのはまっぴらだ。



 大 分 類 冊 数
1003
 項 目 
糖尿病に関して  146  イチオシ(10冊)、一般向け健康本(39冊)、専門雑誌(45冊)、
自己血糖測定(SMGB)(7冊)患者向け書籍(10冊)、専門書籍(20冊)、
眼科、腎臓、便秘 一般書(15冊)、
疾患に関して  116  一般的な疾患(22冊)、ガン(27冊)、精神病理学(全般)(22冊)、
老人・介護(全般)(30冊)、膠原病(15冊)
生命科学  274  専門雑誌(実験医学)(34冊)、解剖生理学(18冊)、生化学・化学(34冊)、
分子生物学(13冊)、代謝学(6冊)、血管生理学(13冊)、
マイクロバイオーム(34冊)、進化・遺伝・発生学(31冊)、
薬理学・タンパク質(36冊)、免疫学(21冊)、
植物学(11冊)、生化学・化学古典(23冊)
栄養学・食事学
生活習慣病
 206  政治的な栄養学(48冊)、NSTの取り組み(8冊)、
専門家(医師・栄養士 等)の書いた一般書(8冊)、
健康とEBM(8冊)、丸元淑生先生(38冊)、食事哲学者たち(20冊)、
肥満学=「過食・拒食・依存」の科学(21冊)、一般向け健康本(33冊)、
患者の側から見た糖尿病(闘病録)(22冊)
医療(制度)
社会システム 周辺
 261  看護学・ケア・人間学(15冊)、医学史(8冊)、医療システム(14冊)、
心理学・コミュニティ論(37冊)、グローバリズム(23冊)、
医療経済学(9冊)、大学の教科書本(21冊)、再生治療、発生学(12冊)、
その他(61冊)、その他2(26冊)、その他3 ブルーバックス(35冊)







糖尿病に関して(146冊)



イチオシ(10冊)

この分類の10冊は必ず読んだほうが良い。バーンスタイン博士とベッカーさんは僕の恩人である。何度も読み返す。
インスリンの発見」「ミラクル」は糖尿病関係者にとっては必読だ。インスリンという薬の生化学的位置づけ、社会的位置づけ、医学史における意味を教えてくれる。


インスリンというよく効くクスリが「医師」を『患者と共に悩み苦しむパートナー』から『製薬会社の販売窓口』にしてしまった経緯がわかる。


二宮陸雄先生はハートのある人だ。僕は大好きである。

「糖尿病の解決」「糖尿病最初の一年」「人はなぜ太るか」の3冊を翻訳なさったのは太田喜義さん僕の本を献本したかったけど、もうお亡くなりになっていた。残念である、合掌。

f:id:masaya50:20200122235718j:plain



一般向け健康本(39冊)

この分野の本は僕の心には届かない。医師が商売のために書いている。

特徴は
1)「断定(医学的事実)から始まり、論理的な展開、そして断定で終わる」
問題は、一番ベースになる「医学的事実」というやつがその時点の実験結果でしか無いということである。
最初の断定が真実でないということになったらすべてコケるのである。

2)「最新の知見を振り回す=海外の論文を引用している。」
研究が進むと実際には違っていたとかもっと、新しいことが発見されたとかいう。
それはいいことなのだが、問題は、今までその考え方に従って治療してきた「自分には責任がないという」態度である。
かなり凶悪である。


官僚はそれでいいだろう。
政治が多くの利害関係を調整して政策は決まる。問題が生じたら、(損害賠償の裁判等の)適切なルートで異を唱えればいい。
違法な手続きによる損害は保証対象であるからだ。


しかし、医療は違う。
取り返しがつかないのだ。それだけに問題は大きい。
医師は臨床に於いて大変な責任を追う。そして、誤診や医療ミスはあって当然なのだ。
人間なのだ、間違いは当然有る。僕だってバグのないソフトは組めない。
「誤診や医療ミスがないものだ」と言う姿勢(トラブル時の対処方法が不明確)が医療不信を生んでいるのだ。



【従来の疾病(生活習慣病出ない病気)のパターンは3つ有る。】

1)感染症モデル
「外から敵が攻めてくる(結核・梅毒など)」

2)貪欲の自己責任モデル
「魅惑的な敵(余計なもの)が身体を壊す(=覚醒剤などの依存症)」

3)欠乏症のモデル
「貴重な足りないものが身体の中に無い(=ビタミンCなどの特定の代謝系)」

のどれかである。


おそらく、生活習慣病はこれらのものの複合型である。
そして、1-3のモデルが特定のターゲットが存在するのですべての人間に効果がある。
しかし、生活習慣病は特定のターゲットがない。そのために治療方法も一つではない。



専門家の意見に従えば良いのだと言うが、あなた方専門家がいくら頑張っても「生活習慣病の恐怖はなくならない」。対策が間違えているから現実は変わらないのである。

僕は、2015年以前には江部康二信者であったが、彼の本はもう買う気にもならない。病に対しては専門家に頼らず自分で向き合わなければならないのだ。「白澤卓二、山田悟、牧田善二」も同様に好きでない。彼らもこういう本を書いて商売しているのだから仕方がない。


「最新の知見では」と言って自分が今まで間違えていたことを海外の論文のせいにする。今紹介している理屈が、今後も正しいと言えるのか?


僕の商売(プログラマ)では、問題の原因を特定して改善策を提示しなければ信用してもらえない。

「自分が権威だから間違えていない」という態度は、『スターリニズム的・中世の神学的』と言える。官僚的な「無誤謬の確信」は科学とは相容れない。


僕はアマチュアである。専門家と同じ本を読み、考えることを止めなければ、きっと自分も彼らと同じ知識を得ることが出来ると考えた。

僕が世界で一番尊敬するバーンスタイン博士は、自分が見つけた療法で「権威に苦しめられている患者を助けるため」に45歳で医師になった。

学び始めるのはいくつからでも出来る。
世界は常に変わる。変わっていく世界と向き合いながら生命の形も変わる。病はいつも新しい世界の反映だ。学び続けなければ人生には多くの災厄が訪れる。
そして学ぶことはそれ自身が喜びである。

f:id:masaya50:20200122235735j:plain



専門雑誌(45冊)

「一般向け健康本」から抜け出せたのはこれらの専門雑誌を読み始めてからだ。医師が読む雑誌である。業界紙とでも言える。糖尿病学会と脂質学会の中が悪いことなども分かる(笑)。広告料が雑誌の厚さを決める。広告を見ているだけでも笑える。最新のものは高価だが少し古い物を買うと良い。あまり内容に違いはない。無論広告の商品は違うが。
数年おきに変わる「治療指針」を根拠に具体的な施術を書いている。とっつきは悪いし、価格も高い。月刊・季刊誌であることが多い。取り上げられるトピックスは定期的に繰り返される。アップデートという章で最新の知見が書かれている。医師のマニュアルと言うか「あんちょこ」である。
医学が何を解明していて何がわかっていないか読み取れる。診察を受けて医師が言うことは大体ここに載っている範囲だ。
これを読むことで医師が診察の時に話さなかった治療リスクが分かるようになった。

僕が素晴らしいと思った医師は患者と向き合う体験でどう感じているのかを伝えてくれる医師だ。そんな医師の言葉は勇気を与えてくれる。僕の最初の糖尿病の先生のことを思い出すと涙が止まらない。

f:id:masaya50:20200123001952j:plain



自己血糖測定(SMGB)(7冊)

僕の医療(権威)からの自立は自己血糖測定を始めた所からだ。

自己血糖測定を始めてから参考にするために買い始めた。
しかし、僕のような使い方(血糖値を食事でコントロールしてインスリン治療を始めないようにする)を勧める本はない(笑)。
清水医師の「SMGBで血糖管理・指導の達人になる」は少し毛色が違う。もちろん僕の本(幸運な病)が一番いい(笑)。
今ネットでは売っていないので欲しい人は連絡ください。

糖尿病の治療(主としてインシュリン治療)では低血糖が一番怖い。(正確な数は公表されていないが年間4万人程度入院するという。)
インスリン量と生活がマッチしていないので起こる。いくら自己責任と言っても医療ミスという側面もあるのだ。
劇薬を販売した時に十分な取り扱い方法を「理解させなかったならば」そこには問題が有る。
インスリンは多く注射すれば死ぬのだ。劇薬どころではない。その恐ろしさを十分理解させているのであろうか?僕にはそうは思えない。低血糖で事故が起きたとか新聞記事になることが多いが、「インスリン注射で起こった」ということは隠される。そういう報道の姿勢こそが問題である。


医師は非難されないために、患者自身に血糖値を測らせる(糖尿病手帳に記録するように医師は指導する)。

僕がバーンスタイン博士の著作で学んだのは、「自分を知るために測る」ということである。


歳を取れば臓器は衰え検査値は変わる。それは身体が変わったのに「生活=食事」が変わっていないからだ。

どうして身体を食事に合わるためにクスリを飲まかねればいけないのだろうか?忙しすぎる社会の問題だからだ。
僕は医療を一概に否定しない。もう昔には戻れないのだ。
しかし、かつて「家族というシェルターが持っていた関係(母と子ども)」をどうしたら「医師=患者の関係」の中に見つけられるだろうか?
世界中の人が皆家族になればいいとボネガットさんは言う。極めて宗教的な問いかけである。

f:id:masaya50:20200123003911j:plain



専門書籍(20冊)患者向け書籍(10冊)

これらの本は面白い。症状や検査値に従ってどういう治療をするのかの手引である。眼底網膜症・黄斑部変種の解説書は面白かった。自分が受けようとする手術の事が書かれている。治療というのは、「以前の問題がなかった頃」に戻るためのものだと思っていたのだ。
「破壊的治療」というものがあることを知った。一回レーザーで眼底の出血箇所を焼き潰したらその点はもう見えるようにはならないのだ。僕が最初に説明を受けた眼科では、そんな事は言われなかった。
「失明する」or「手術受ける」のどちらを選ぶのだと言われた。手術を受けても少しづつ失明に近づくだけではないか。そう思ったら食事で向き合うほかないと決心できた。
糖尿病の指導医たちが書いている「インクレチン関連薬の臨床」には腹がたった。医師向けのインスリン以外に多くの血糖降下薬があるという本なのだが、自分たちの言うことを聞けば血糖値を下げるプロフェッショナルになれるという。

患者は病気の入れ物か?

こういう本を書く「指導医」たちに患者の人生に向き合い共に生きる気持ちなど毛頭ないことが分かる。

それに比べて一般の臨床医は患者に直面する。「不安を抱え、苦痛に苦しむ患者」に向き合うのは辛いと思う。
医師は、なんとか患者を助けたいと思い、指導本を読むのだ。


僕は先生方も白旗を上げればいいと思う。権威の鎧を捨てて共に苦しむ家族として患者に接すれば良いのだ。

苦しんでいる患者の生活の工夫の中にこそ素晴らしいひらめきや発想の芽があるのだ。
治療は現場で行われる。イノベーションを起こすのは「患者の苦しみに向き合っている医師」である。

患者と先生が共に病に向き合うことこそが大事だと思う。どんな人でも80−90歳になれば臓器は弱り糖尿病と診断される。医師であろうと同じ道を通り死ぬのだ。

f:id:masaya50:20200123003928j:plain


眼科、腎臓、便秘 一般書(15冊)

失明と透析は恐ろしい。視力が悪くなっていくことも辛い。便秘も逃げ場がない。一時期は本を読めばいいことが書いてあって、安心できるかと思い買った。内容はクリニックの宣伝である。透析の本は辛い。治療自身が辛いものだから仕方がない。
しかし、どの本も根拠に薄く、やってみても効果がわからず継続しなかった。
ある本では、治療がうまく行かないのは施術した医師の腕が悪いからだと言い放つ。自分はNo1だとクリニックの綺麗なホームページが誘う。
そんなページを作るのにどのくらいの金額がかかるか僕には分かる。その金は患者が払っているのだろう。綺麗なホームページを作っているクリニックは信用できない。「問診票と検査結果」見て5分で処方箋書かなければ儲かりはしない。患者の顔見ている暇などありはしまい。
便秘で苦しんでいた母のために関係書を何冊か買ったが見当たらない。

僕の母は、亡くなる数年前に「前と同じ様に見えるようになる」とそそのかされて白内障の手術をした。

3ヶ月間2種類の目薬を5分おきに三回さす事になった。手術前に思っていたように見えるようにはならなかった。
やがて手術をしたことも忘れ、「目が覚めたときに物が見えない」と嘆き始めた。亡くなる半年前にはもう何も言わなくなっていた。
補聴器がなければ話も聞こえず、歯も2本しかなくなり、入れ歯は顎の細りに合わなくなり毎日食事を作るのに往生した。人には「あたわり」と言うものがあると何度も繰り返して聞かされた。僕は母をあたわって幸せだった

f:id:masaya50:20200123010854j:plain



疾患に関して(86冊)
この分野は、基礎的な知識を学ぶ必要があったので買った本が多い。合併症と言われる疾患がどんなものであるのかということを理解する必要があった。色々と読んだが、具体的な症状が記載されている。根本的な原因が書かれていないものが多い。慢性心不全の本を読んだときは辛かった。母が亡くなったのは心不全の最初の発作で眠っている間であった。何度も手術して苦しんで亡くなる病例を知って胸がいたんだ。臨床で苦しむ患者と向き合う医師は辛いだろう。1960年代、外科手術はまだ黎明期で、感染症が簡単に患者の命を奪っていた時代を考えると辛い。医学は進歩した。しかし、かつての感染症や欠乏症と同じ様に「生活習慣病とその合併症」が私たちを苦しめている。いつの時代も人生は苦痛の連続である。しかし諦めることはない。


一般的な疾患(22冊)

世の中にはいろいろな病気がある。この分野の本は勉強になる。

「病気が見えるシリーズ」と「内分泌ハンドブック」は何度も読んだ。楽しい本ではないが勉強になる。

「血液ガス」に関しての本を読んでおかなかったら分子生物学の呼吸の理解はできなかった。まあ、それで仕事するわけではないからなんとなくわかっていれば良い。
解剖生理学とセットで勉強した。療法が裏と表のような関係だ。昨今の分子生物学的な機序や新薬の素晴らしさを記述する本もある。しかし、よく効く薬は本質的な問題を隠してしまう。解剖学・分子生物学・生化学の知識とセットになった時この分野の本は面白い。

f:id:masaya50:20200123012038j:plain


ガン(27冊)

僕は「ガン」を「検査値=身体の状態を知る手段」と考えている。

ガンの死亡率が20%程度だと聞く。
つまり、ガンが発見されるような「身体の状態=食事」がやがて死に至る「合併症」を生み出すのだ。
身体中にガンが発生(転移)すると言うとまるで悪魔にとりつかれたようないいかただ。
ドッグフード(乾燥工程を通り、魅力的な炭水化物=「生命のミイラ」の食事)みたいな食事していたら、それなりの身体になる。



「がんが消えていく食事」の事を調べると「マクロビオティクス系(玄米食)」が多い。
米食は、自分で素材から作る場合が多い。おそらく、素材から作る食事が身体の環境を細胞やマイクロバイオームに最適なものにしていると思うのだが、証明する方法がない。

本の分類ではここに入れていないが「NST関係本の 『ガンでは死なないがん患者』」を参照すると良い。



ガンは転移すると言うが、それは「感染症モデル」の考え方である。
「発がん物質」と言う考え方は身体に対して余計なものが襲来したという考え方である。
僕は『ガンは「身体というコロニー環境への細胞の自然な反応だ」』と考えている。毎日食事を素材から作ることで細胞たちはつつがなく寿命を迎えてくれると思う。



20年近く前に妻の父がガンで亡くなったので、ガン関係の本はたくさん読んだ。高額なサプリメントも買っていた。妻の父には効果がなかったようである。

近藤誠先生のファンである(笑)。僕もガンが発見されたら治療せずに粛々と生きることにしている。

医療システムへの批判、ガン専門医の「無誤謬」に対しての批判、いずれも素晴らしい。
先生の「糖尿病に関しての記述」には賛成できないが......その意味では一般的な常識を持ったお医者さんだ(笑)。

がん闘病記読書案内」は面白い。いい本だと思う。

病に向き合うために学んでいる姿が見える。著者を尊敬している。

f:id:masaya50:20200123012718j:plain


精神病(22冊)

母が亡くなったあとで、連日「人を殺す夢」を見た。恐ろしかった。売上がなくて起きる気にならないことも多い。うつや依存症は社会に対して向き合って生きる私たちの当たり前の反応なのだと思う。もう少し整理すると出てくると思うがDSM5関係の本が面白かった。「生活習慣病としてのうつ」もなかなかいい本だ。本ではないが「夜明け前」と言う映画も素晴らしかった。
「精神科ナースになったわけ」最後のページに「心の病気 それは変化に対する心の反応」という言葉を読んだときには救われた。

「人はなぜ依存症になるのか」は絶対読んだほうがいい。なんで体に悪いことするのかと思うかもしれないが、当人にしたら明日死ななければならないようなギリギリのところで生きている。七人の侍と言う映画で「首切られるという時にヒゲ心配してどうする」と言う台詞がある。宝くじ当たればいくらでも禁酒するのになあ。やはり今日も飲んでしまう。

f:id:masaya50:20200123015705j:plain



老人・介護

私たちの社会はもうすでに「家族」という「教育・介護」の単位を失った。もう行政に委託する前の時代に戻ることはできない。
介護の本はかなり読んだ。母が生きている頃から色々と考えさせられた。今、母が亡くなり、91歳の父と生きている。老人と暮らすのは辛い、そして老人はもっと辛い。自分の未来を見ているのだ。

多くの本は他人事である。自分が老人になるときの事を想定していない。憂鬱になる。

f:id:masaya50:20200123015911j:plain



膠原病(15冊)

膠原病という名前を知ったのは少しあとである。しかし、あまりに生活習慣病との類似点が多いのにびっくりした。医学書の類はあくまで掴みどころのない病態を記述するだけで対策も仮説も立ちはしない。

体験記が勉強になる。菓子パンばかりの食事をしていて入院して少しはまともな食事になったら治った。

などという体験を読むと原因は食事だろうとしか思えない(笑)。問題はそいう生活を強いる社会にある。

f:id:masaya50:20200123020418j:plain



生命科学(240冊)
生命の成り立ちを研究する科学である。1990年〜2010年位の間の「電子顕微鏡」「DNAゲノム解析」が両輪となって、分子のレベルでの機序が明らかになってきた。
また、逆に多くの仮説が再検討しなければならないことにもなった。糖尿病の「高血糖が血管をボロボロにする」とか「血液がドロドロになる」と言ったバズワード(あやふやな言葉)が通用しなくなってきた(と僕は思う)。しかし、医学・栄養学はこの成果を受け入れられていない。余りに利害関係のある人達が多すぎるのだ。
この問題は根が深い。



専門雑誌(34冊)

「実験医学・細胞工学(確か廃刊)」はやたら難しい。研究者が読む内容である。

しかし巻頭のオーバービューはわかりやすい。最初買ったときはまるでわからなかった。しかし諦めないでわからない単語を一つ一つ調べていくとわかってくる。やがて、トピックスを探すようになった。値段が高いので中古の本を買うことになるが、勉強になる。研究の最初の頃には全く違っているように捉えられていたことが分かったりすると面白い。業界がどちらを向いているかも分かる。ネットショップで表紙を眺めるだけでも楽しい(笑)。大学院や製薬会社の研究者が読む雑誌である。業界の方向が見える。

f:id:masaya50:20200123043014j:plain



解剖生理学(18冊)

「解剖生理学を楽しく学ぶ」は絶対オススメだ。全体のイメージが掴める。各論はそれぞれに本があるので詰めていけばいい。
皮膚は3kg表皮が30日でロールアウトする。毎日100gずつ捨てられていく。そこで使われるエネルギーはどう評価されているのだろうか?解剖生理学は分子生物学とセットで新しい知見を与えてくれる。
1960年代に確立した栄養学(マクガバン報告以降)は今の知識と余りに離れすぎている。大昔の考え方に従った様々なルールは患者を苦しめている。食事は「政治的に正しいマニュアル(公平で個人の好みを無視する)」に従う時多くの人を苦しめる。

f:id:masaya50:20200123040319j:plain



生化学・化学(34冊)分子生物学(13冊)代謝学(6冊)

僕は文系(大学は法学部文学科)なので、「化学」はまるでわからず、そばにも寄りたくなかった。
生化学の定義すらわからなかった。
生化学とは太陽のもとで「C=炭素」と「H=水素」の「O=酸素」をめぐるダンスなのだ。



分子生物学代謝学を勉強する上で「化学=生化学」の知識は必要であった。
高校生向けの参考書はなかなかいいものが有る。分かってくると、今まで見えなかったものが見えてくる。
今では立派な「『元素周期表』愛好家」である。

分子生物学は面白い。生命が無機物から組み立てられたということが目で見て確認できるのだ。この分野が今最も大きな力を持っているのは、「薬」という出口を見つけたからだ。そういう意味で薬理学も重要なプレイヤーである。

分子生物学は細胞膜に埋め込まれたタンパク質(受容体)がいかに生命活動に直結しているかを解明した。
1990年〜2010年位に発売された本を読んでみるとタンパク質をどう設計するかと言う内容でいっぱいである。
よく落ちる洗剤、よく効く薬、分子レベルで働くタンパク質(高分子化合物)が工場レベルで作られているのだ。


自然界の元素の結びつきから生命が生まれているという考え方は私達を魅了する。医学が、「永遠の生命」与えてくれるのではないかと思うからだ。
少々無理筋ではないかと思うが......

しかし、「私」と言う意識がどこに宿るのかは誰も解明していない。僕は知っているのだが、誰も本気にしない(笑)。

f:id:masaya50:20200123041604j:plain:w350 f:id:masaya50:20200123041622j:plain:w350



薬理学・タンパク質(36冊)

「タンパク質を合成する薬理学」はかつての私たちの「薬」と言うイメージを完全に変えた。
医食同源」と言う言葉があるが、今のよく効く薬には当てはまらない。
細胞の目や耳(受容体)をふさぎ、言葉を発することができなくする(エキソサイトーシスをブロック)「薬」はよく効く(痛みを消してくれる)だろう。

しかし、痛みは本質的な問題があることのメッセージである。同時に、臨床の苦しみからは救ってもらいたいのは当たり前だ。
僕だって、痛いのは嫌だ。けど将来の災厄との引き換えて、今の痛みを隠すのは良くない。破滅的な破綻を迎えることになる。
世界は苦痛の連続である。隠してはいけない向き合い乗り越えなければならない。

f:id:masaya50:20200123165056j:plain



血管生理学(13冊)

血管の勉強は一番大事だ。なによりも最初に学んだほうがいい。おそらく一般的な常識とこれほどかけ離れたものはない。
20兆個の赤血球は血管という閉鎖系の循環路を通りながらガス交換をする。
赤血球は一つの細胞の中にヘモグロビンを1億個持ち一つのヘモグロビンは4個の鉄の原子を保持する。
赤血球は生まれてから120日で破壊され同数が作られる。20兆個の赤血球が120日で破壊されるということは、1秒間に120万個が破壊され作られている。恐ろしい数である。脾臓で破壊された赤血球は骨髄に輸送されて再度作られる。

白血球は数は少ないが、数時間から数日で破壊される。「私という意識」からは想像もできないダイナミックさである。
血液は1/250mmの赤血球が1mを10秒で血管を流れ心臓に戻ってくる。時速400m弱である。ゆっくり流れているように感じるが、赤血球が私たちの身長と同じ大きさ(1.5m)だったとしたら、音速以上の速度で流れていることになる。

血管はそれ自身が凝縮と弛緩を(一生に65億回)繰り返して血液を流す。心臓は単に肺に血液を循環させるために有る。10万キロもの血管を血液を流す力など無い。動脈を体液は流れ、毛細血管で赤血球以外の体液(白血球と様々な物質)は毛細血管の小さな穴(赤血球は通れない)からシャワーのように細胞の間に流れていく。
白血球と様々な物質細胞で交換され、再利用可能な部品に分解された物質は、リンパ管ー>リンパ節を通り静脈に合流する。身体の中には「老廃物」などというものはないのだ。代謝系が変わり、加工されない高分子化合物が閾値以上になると体外に排出される。尿に糖が出るのは病気ではない、食事に対する身体の正常な反応である。

身体は閉鎖した「流体の系」(風船に水を詰めたようなもので、中に浮かぶ物質は重力に関係なく動く)だから足から心臓に向かうために強い力など必要はない。

細胞の中をつねに間質液が流れている「ものすごく早い速度で閉鎖された血管を流れる赤血球」と「毛細血管から染み出してユックリと細胞の間を通り抜けていく」間質液(白血球を含む)この循環系のイメージは恐ろしく緻密で理にかなっている。発生学的な書物(「内臓の進化」)を読んで感動した。


毛細血管や血液関門といった仕組みを知らないでいると「血液ドロドロ」「フクロハギは第二の心臓」「リンパネージュ」などという言い方に騙される。
健康本や広告に騙されないためにも勉強したほうがいい。

f:id:masaya50:20200123041806j:plain


免疫学(21冊)

「免疫=守り神」と言う考え方こそが今の医学が袋小路に入っている理由のように思える。
猛烈な数の私たちの細胞は毎日破壊されている。免疫系は単に破壊するべき対象を無慈悲に壊しているだけである。
そして破壊された細胞(病原菌も含む)の部品はまた使われているのだ。
食べること、破壊すること、その材料を遣い自分を作ること、生命にとっては全てワンセットである。


60兆個の細胞にはそれぞれ80億個のタンパク質がある。細胞内でのタンパク質の寿命は数分から数週間である。
細胞の内部でのタンパク質の破壊はそれ専用の機関が行っている。

私たちの身体は常に破壊され作り直されているのだ。
破壊と創造は常にペアになっている。
「自己と他者」と見えるのは身体というコロニーの上に乗っている意識から見た姿でしかない。

f:id:masaya50:20200123042749j:plain



マイクロバイオーム(34冊) 進化・遺伝・発生学(31冊)

マイクロバイオームが初めて論文に載ったのは1988年という。

ゲノム解析の技術でDNAを解析することで培養をしなくとも「微生物」の存在を確認できるようになったのだ。その結果、私たちの周りには微生物が溢れかえっていることが分かった。培養できない細胞生命はいないことになっていたが、今ではどこにでもいることが分かっている。

マイクロバイオームが私達を操っていると言う仮説にすっかり虜になった。

なぜ、哺乳類のセックスはよくにているのだろうか?
なぜ、バレれば破滅が待っているのに不倫などするのだろうか?
なぜ、もう子どもが出来ない歳なのにセックスしたいのだろうか?
なぜ、同じ遺伝子を持っている双子がこんなに異なっているのだろうか?
なぜ、LGBTQはあるのだろうか?
なぜ、犬は人に発情するのだろうか?

みんな説明がつく。僕しかわからない

ドーキンスは生命をミーム(遺伝子)の乗り物だと言った。『「生命」というコロニー』はマイクロバイオームが生きるためのシェルターなのだ。
卵子精子に由来する細胞が乗組員の客船にはマイクロバイオームが乗り、行き先は彼らが決めているのだ。
しかし、長期の記憶を持ったヒトは「感染症を防ぐ為」に宗教を発明した。食事の謎はそこから生まれた。

より多くの現象を矛盾なく説明できる仮説こそが「正しい」のである。
従来の進化論は生命というコロニーの外見にとらわている。しかし,「進化=適応=生命」の単位はあくまで細胞である。サンゴ礁の外見はその場所の環境が決める。ヒトの外見も環境が決めるのである。そして身体というコロニーに生きる細胞にとってコロニーの都合などどうでもいいのである。

f:id:masaya50:20200123133951j:plain:w350 f:id:masaya50:20200123133958j:plain:w350



植物学(11冊)

植物を対象にした生化学の研究を外すわけには行かない。食物連鎖のスタート地点は植物である。

植物は「太陽の力」をつかって、高分子化合物(主として炭水化物)を「化学的に合成」する。

やがて、菌類と動物がタンパク質と脂質に代謝していく。やがて死んで朽ち落ち、スタートに戻る。
気の長い「生命双六」である。

花粉症では涙やクシャミばかり注目されるが、花粉によって気持ちよくなる人がいても不思議ではない。

すべての情報は物理的なものの伝達と対になるのだ。匂いで引き寄せる生き物も多い。
僕たちもそうである。愛する人のおならが臭くないのには理由がある。

化学的なエネルギーを物理的なエネルギーに変える小さなモーターの研究も面白い。

f:id:masaya50:20200124000847j:plain



生化学・化学古典シリーズ(23冊)

1990年辺りからの最先端の研究が確認できる。
面白いもので、この頃の入門書にしか出ていない項目がある。読んで楽しい本も多い。無論明らかな間違い(と言えるような内容)も見受けらっるが気にすることはない。
書かれた時代(自分の人生と重ね合わせて)を楽しむのがいい。温故知新の考古学である。

値段が安いのが嬉しい(笑)。
鞭毛モーターの研究とかはこの頃の本でしか見れない。ATP<->ADPの代謝に関しての説明は細かくてびっくりする。

f:id:masaya50:20200123195407j:plain



栄養学・食事学・生活習慣病(183冊)
この分野は30代の頃から集めている本を入れたら結構な数になる。一生懸命勉強した。
30歳の頃ソフト開発で栄養管理ソフトを作ろうとした。1990年代だからwindows95以前である。当時、科学技術庁に食品成分表のパソコンでの使用許可を申請した。
メールなど無いから手紙である(笑)。なんと僕が初めてだったそうだ。
栄養士向けの雑誌なども毎月買っていた。

最初に使っていた「4訂食品成分表」をいくら探してもないのが残念だ。



栄養学(48冊)NSTの取り組み(8冊)専門家(医師・栄養士 等)の書いた一般書(8冊)健康とEBM(8冊)

長く信仰してきた神様が偽物だと気がついたときの絶望感が分かるだろうか?
まさに栄養学は僕にとって神学であった。30代の頃糖尿病と診断され、食事分析のソフトを作った。
栄養学は真理であり専門家の言うことは疑ってはならないと思っていた。しかし、栄養学はあくまで時代の産物である。
1960年代の欠乏の時代には正しかったドグマが、今の時代には私達に牙をむく。

しかし、ここまで食事行政が広くなり、フードビジネスが私たちの生活に根を下ろしてしまった状態ではどう変えることが出来るだろうか。
白旗を作って上げたい気持ちだ。だが諦めるわけには行かない。

f:id:masaya50:20200123045050j:plain



丸元淑生先生(38冊)

日本で手に入る丸元淑生先生の著作を網羅している。

30歳の頃大きく影響を受けた。今読み返すと、今僕が考えている事は全て揃っている(笑)。

すごい人だ。丸元先生と出会わなかったらどうなっていただろうか。分子矯正栄養学(オーソモレキュラー)をかなり早い時期から日本に紹介していた。
今も流行しているが丸元先生の洞察を超えるものはない「。

栄養学は実際に料理を作らなければ意味がない」とか、グローバリズム・社会の変化が健康の問題を起こすとか今の僕のスタンスは皆彼の視点だ。

丸元先生のエピゴーネン(亜流)だと言われても結構だ。先生に見えたものの先に何が有るのかもっと進んでいきたい。

f:id:masaya50:20200123045740j:plain


食事哲学者たち(20冊)

30代から20年以上「玄米食」を続けていた。当時の会社の社長さんに玄米おかゆを頂いたことがきっかけで玄米食を始めた。

「がんが消えていく食事系」のレシピ本を見ると玄米正食系が多い。厳しいルールで素材から食事を作る場合が多い。

玄米には「誰にでも効果のある特別な栄養素」が有るとはおもわない。「食事を正す」と言っても正しさは人の数だけある。
どんな「食事ルール」でも権威化した時点で終わりである。
権威主義は、苦しんでいる患者の現実を認めない。考えてみればおかしな話である。

f:id:masaya50:20200124011008j:plain



肥満学=「過食・拒食・依存」の科学(20冊)

僕は太っている。随分長い間苦しんだ
自分が「デブ」であるのは「異常なのか愚かなのか」悩んでいた。
と言うよりも、自分で思い込んでいた。無論、周りもそう考えていたからであるが........

肥満というのは目で見て明かり安い検査値の異常だ。かなりいろいろな本が出ている。
しかし、重要なことは「過食・拒食・依存」というのが心の問題だということである。
医学は心を扱えない

f:id:masaya50:20200123194958j:plain


一般向け健康本(33冊)

この枠の本も読むに耐えないものが多い。
「岩田健太郎内海聡」のベストセラーになっている本なども、一見いいものに見える。内容の浅さに気がつけないで随分買った。
内容が医療批判であったりすると嬉しくなってしまうが、じっくり考えてみると、違和感が残る。
あの頭の硬い連中は駄目だが、自分が専門家で権威だから俺に任せろと言っている。自分ファーストなのである
医学という権威に不満を持っている患者を上手く丸め込んでいると感じる。
そしてシッカリと利権を守っている。

しかし、専門家が書いたと言っても患者の立場に立っている先生の本もある。御供 泰治さんの本は好きだ。「内蔵年齢」という魅力的なワードを考えて検索したら先を越されていた(笑)。患者を見つめる優しい目が感じられる。

f:id:masaya50:20200123051130j:plain


患者の側から見た糖尿病(闘病録)(冊)

藤本敏夫さんの本は捨場らしかった。社会の問題であることを見抜いていた。
闘病録というが、病気と戦っているわけではないことに気がつく。社会の視線と向き合っているのだ。
I型の方の本を読むと、何度も絶望しながら病に向き合っていくのが分かる。

僕は、「人に見下げられるII型」であるが、勇気つけられる。
病に自業自得などというものはない。


masaya50.hatenadiary.jp

f:id:masaya50:20200123194936j:plain





医療(制度)・社会システム 周辺(冊)
社会学的側面の本である。社会システムというのは、どれだけ多くの人が商売にしているかと言う研究である。当然「それ」で飯食っている人は自分の生活のために邪魔者を排除しようとする。僕のブログで一番コメントが多いのは薬害を体験したときのものだ。
多くの行政サービスと同じ様に、一旦スタートすると止めようがない。




看護学・ケア・人間学(15冊)心理学・コミュニティ論(37冊)

2016年−2017年にかけて、僕に失明を宣告した眼科と別な眼科に行った。毎月A1cを測り、生活が同数字を変えているかを調べた。
眼底の新生血管からの出血は良くなていっていたが、黄斑部変種が有ると言われた。白内障のが始まっていると言われた。
こんなに頑張っているのに、やっぱり駄目かと思った。

これがバーンアウトである。

妻は、失明したら目の代わりをしえあげるから頑張れと言ってくれた。(後に撤回)
突き放し、自分の問題だと感じさせるが、決して見捨てない。

これがエンパワーメントである。

僕はいろいろな人に病気に向き合うことを話す。
そうすると聞いてくれた人も共感してくれる。そして僕も勇気つけられる。

これがナラティブメディスンである。


医師は、治療を継続をさせようとして、口先で褒める。エンパワーメントだと思っている。
いつも診察のたびに褒められると腹が立ってくる。直りもしない薬飲ませて何が嬉しいと腹が立つ。
医師は患者に話をさせて、間違いを指摘する。それをナラティブメィスんだと思っている。



外国の研究者の書いた本を読んで、生きる勇気を与えるエンパワーメントを知った。
日本の研究者の本を読んで、呆れ果てた。

アドラー心理学がこの分野の指針となっている。
僕の得意分野である。

f:id:masaya50:20200123194835j:plain:w350 f:id:masaya50:20200124014928j:plain:w350



    医療システム(14冊)医学史(8冊)

医療ミスは常に起こる。
問題はそのリスクをどう負担するかである。


医学史は学ぶべき価値がある。
僕は大好きだ。

f:id:masaya50:20200123195528j:plain:w350 f:id:masaya50:20200124015112j:plain:w350




医療経済学(9冊)医学史(8冊)

統計学と経済学をここに入れた。問題は医療という「商品」のアウトカム(対価=治療効果)である。なにかモノを買ったときは、コストにあった見返りが要求される。

f:id:masaya50:20200123165123j:plain:w350 f:id:masaya50:20200123195132j:plain:w350



グローバリズム(冊)

僕の得意分野である。
この分野の勉強をしていなかったら食事と社会のシステムの問題を結び付けられなかっただろう。

食の問題におけるグローバリズムとは、「食事の商品化」ということだ。


f:id:masaya50:20200123194907j:plain



大学の教科書本(21冊)

辞書のようにひいて使うのだが、重くて手が疲れる。
新しい版が出ると古い版が安くなるのですかさず買う。パラパラとめくって絵を眺めていると嬉しくなる。
医学部の大学生などはこういう本で勉強するのだろうなあと思いながら眺めている(笑)。


僕は組織学が好きである。
生化学も面白い、まえがきなども読むと楽しい。

f:id:masaya50:20200124015506j:plain



再生治療、発生学(12冊)

再生治療には余り期待していない。

f:id:masaya50:20200124015724j:plain



その他1(61冊)その他2(26冊)

色々と動かしていたら出てきた本である。
どこかの分類に入る(笑)。

f:id:masaya50:20200124014710j:plain:w350 f:id:masaya50:20200124014723j:plain:w350



その他3 ブルーバックス(35冊)

ブルーバックス好きである。これもどこかの分類に入るのだが、本棚の都合だったりしてここにおいてある。

f:id:masaya50:20200124014811j:plain