「宗教なき時代の政治学」(1) 銃は人を殺さない、人が人を殺す。銃規制は何も意味をなさない。絶望がテロを生む。しかし、貧乏人同士で殺しあっているだけだ。

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銃規制の議論で、いつも出てくるフレーズである。
Guns don't kill people, people kill people.

実際には、銃がなくとも無関係な人を殺す人はいる。

問題はなぜ全く無関係な人を殺すかである。

特定の人間を殺すのは、利害関係からだろうということは容易に推理できる。




自分が不当に扱われていると感じた時に、その怒りを表現するのだろうな。

テロは基本的に自分も死ぬ。自分が死なないものを「政治」と呼ぶ。


誰にでも社会の中で成功するチャンスがあり、自分の努力で切り拓けると信じさせておきながら、実際には不可能であることに気がついた時に人を殺す。

多くの場合自分も殺すもう自分も死ぬのだから何も怖くはない。

問題は、本当に殺すべき相手が硬い警護の向こうにいることである。
だから身近な人を殺す。迷惑な話だが、死ぬ本人にはどちらでもいいことなのだ。
よくわかる(笑)。





色々と考えていくと、グローバリズムという幻想が多くの問題を露見させてきた。

貧富の格差は広がり、社会に対しての不平等感はとどまることを知らない。

本当に生きていくのが嫌になっていく。




「トランプのアメリカ」はとても凄い。

今まで隠されてきた「アメリカが階級国家」であることを見事に表現しているのだ。

トランプの政策を否定的に捉える人は多いが、今までと全く変わっていない。




ああ、中間選挙の結果が楽しみである。







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