看護士や医師、職員を壊す医療や介護

僕は看護師や外語施設の職員が恐ろしい犯罪を犯した時、心が痛む。

無論、犯罪は、犯罪である。
しかし、普通の人が、どうしてそこまで追いつめられたのであるか考えてみれば分かるはずである。

その人間を「異常だ・病気だ」と言うのは簡単だろう(と言うかそうとしか考えがたい)。
しかし、生まれたときは皆かわいい(そして、残酷で無慈悲な)赤ん坊である。
教育と環境が「人」を作る。
もし、その人が「異常だ・病気だ」と言うならば、問題は「教育と環境」にある。
ならば、普遍的な何かがあるはずである。
自分もそうなっていたのかもしれない。

ややこしいのでマイクロバイオームの事は一旦棚上げにすることにする(笑)





回復不能な病気や、老衰で回復が不可能な時、延命だけの措置が重ねられている時は辛いだろう。
もう本人は、何も感じないのだろうが、毎日世話をする周辺の人は心が壊れて当然である。


「死刑執行官」と言う公務員がいる。
かなりな苦痛のある仕事と聞く。

いかに自分の身を守るためといっても、他人を殺す仕事は辛い。
そういう意味では兵士も同じである。
いかにドローンを数万キロ離れたところで操縦していると言っても人の想像力は馬鹿には出来ない。



同時に、人の中には「完全なサイコパス」もいる。

ルールを制定する人間(経営者、政治家、に始まり全てのコミュニテイに存在する)は、他人の辛さを感じれるといいのだが、自分の生活が、誰かに「汚れ仕事」をさせることで成り立っていると思うと何ともならない。

自分もしたくないから。


アイヒマンがあまりにフツーの人だったことに驚いた映画があるそうなのだが、未見である。


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