『幸運な病のスタディ』(19) 何を食べれば良いのか(2) 検査値はマーカー。生活習慣病の原因ではない。

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このスタディは、お医者さんや研究者の方に見てもらいたいと思い作りました。
どんなに今健康である人たちも、決して生活習慣病の恐怖からは逃れられません。
そして、「医師や研究者や栄養士のみなさんの言うとおりの生活」をすれば「ピンピンコロリ」で逝けると信じています。

生活習慣病という災厄は「商品化された食事」の社会』が生んでいます。
その本当の原因と向き合わなければならないのです。
医師や研究者や栄養士のみなさん皆さんが自分の問題として「老いと食j」と向きわなければ社会は変わりません。

【検査値というのはわかりやすい指標】
糖尿病・痛風・高血圧・と言った「特効薬のある検査値異常」は合併症の原因と言われます。
ギリシャ時代から記載のある「糖尿病」という病気が「ブドウ糖」を毒のように思わせたのです。
『正常な人間は「ブドウ糖」と言う毒を無害化出来るが、糖尿病患者はそれが出来ないから様々な合併症が発症するのだ』と考えているのです。

しかし、検査値はあくまでマーカーでしかないのです。
特効薬は時にして病の本当の原因を隠します。
臨床の苦しみを取り除くことは重要です。しかし、もっと先に破滅的な状況が待っているとしたら、違った道を探すのではないでしょうか。

私は糖尿病で「インスリン」で血糖値を落としても、決して「合併症の進行」からは逃れられないと思い、食事を変えたのです。とは言っても、その道は困難極まりないものでした。


特効薬は「高コルステロール・高中性脂肪(メタボ)」などという病気まで作り出しました。しかし、「膠原病や難治性疾患」といった従来の「生活習慣病の範疇に入らない病気」が生まれ始めています。そして私はこれらの病が同じ源から生じていると考えています。


【相関関係と因果関係】
検査値は(合併症の)マーカーでしかありません。
検査値が異常なのは、身体の中でもっと深刻なトラブルが進行しているからなのです。

20世紀の医学は多くの疾病に対して輝かしい勝利をもたらせました。
しかし、20世紀半ばから多くの人々を恐怖させた「成人病」はやがて「生活習慣病」と名前を変えます。
「ガン」も当初は「発ガン物質」や「病原菌」が身体を攻撃すると考えられていました。
しかし今では、細胞のライフサイクルの一部であることが分かられています。
つまり、本来の制帽のライフサイクルが生活習慣病なのです。

感染症や特定の物質の欠乏症」に対して有効だったメソッドが生活習慣病には手も足も出ません。


【生命の主体は細胞】
「人は細胞のコロニーです。そして細胞は毎日「死んで・生まれて」いきます。やがて死ぬ細胞の数が多くなり「コロニー全体」の死を迎えます。

自分自身の「今」にとって適切な食事をとっていった場合、はおsレから逃れられると思っています。



【一人一人はあまりに違うから、「必須の食事」もみな違う。】



【ピンピンコロリになれない本当の原因】





因果関係と相関関係の違いについてはこちら。
ヤバい統計学

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