幸運な病のレシピ( 692 ) 夜:アーリオ 豚バラ 豆板醤 パスタ食っちまった

今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
『炭水化物がいらない食卓』はこちら『幸運な病のレシピ 宣言』はこちら『幸運な病のレシピ』はこちら
人生痩たり太ったりSeason2、Season1はこちら



【 2018/10/20の食事 】

ああ、パスタ食いたいパスタ食いたいと思い、食っちまった。人生は我慢大会ではない。

唐辛子も、ベーコンもなかったので、豚のバラ肉をゆっくり炒めて、豆板醤とセロリの葉を使った。
やっぱ、こりゃ美味いわ。
僕は2型糖尿病だから血糖値はドカンとあがる。食後は150mg/dlを超えて、すぐ寝ちまったが、6時間後の今、200mg/dlぐらいである。
さすが血糖値エリート、凡人とは違う。(笑)


どうせ食うなら手間かけて、美味いものを食べようと思う。
炭水化物は毒ではない、抗えない魅力があるから「自分に必要なもの」を食事から追い出してしまうのだ。

そして何が必要かは自分にしかわからない。これが「美味しさの栄養学」である。
医者や栄養士が信仰する「カロリー栄養学」は「誰にでも効く薬」として食事を考える。しかし、そんなものは無い。
誰にでも効くということは、偏差値と同じ、僕自身の居場所ではない。



今日も酒飲んじまった。
小分けにして食べれば半分明日に残せるかなと思ったのだが、無理に決まっておる。
満足・満腹するまで、やめられないのが人の性(さが)である。
どうすればこのやむなき渇望と付き合いながら、ピンピンと生きてコロリと死ねるのだろうか?



生活習慣病と呼ばれる現象は身体の自然な反応である。
決して破滅的な合併症の原因ではない。
生活習慣病と呼ばれる現象と破滅的な合併症は相関関係はあるが、因果関係ではない。
検査値を下げる薬は、決して未来の災厄を払う「おまじない」ではない。

オリーブオイルはあったが、豚バラ肉の脂を使った。
分離された油よりも、「一物全体食の教え」に従う方が美味い。
豆鼓醤か甜麵醬が豚独特の味を消してくれる。豆板醤は辛みをくれる。
セロリの葉は香りが強くて僕は好きだ。
中華味にまとめてみた。



私たちの料理は、炭水化物を中心に組み立てられている。
そしてこれほどに炭水化物が身近に溢れていることはなかった。
かつては支配者階級しか手に入れられなかった「細胞のご馳走」をふんだんに手に入れられる時代こそが「災厄」の時代なのだ。


大事なことは、この災厄を生む環境は「身体というコロニー」にとっては災厄である。
しかしながら「細胞とマイクロバイオーム」にとっては極楽浄土であり、エデンの園であるのだ。





1183076