幸運な病のレシピ( 1097 )夜:ボンゴレビアンカ、鳥カツ、角煮(圧力鍋)

今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
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【 2019/3/19の食事 】

今日は鳥の胸カツが上手く揚がった。もう何回も作っているのだが、下処理や揚げる温度パン粉の付け方すべての組み合わせで味は微妙に変わる。鳥のカツの場合は柔らかさが重要な要素だと感じた。これで十分一本論文が書けるなあ。しかし、美味しく揚げられなければ意味はない。厨房学の面白いところだ。
ボンゴレはアサリの白ワイン煮で我慢するつもりだったのだが、酒が入るにつれて、出来上がったソースがもったいなくなって、アルデンテのパスタに吸わせたら美味かった。
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幸運な病のレシピ( 1097 )夜:ボンゴレビアンカ、鳥カツ、角煮(圧力鍋)

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アイタタ。足つって目が覚めた。おお、ダブルスコアだ。糖尿は出ていない。いやあ、パスタはボンゴレで、ピザは半額、ジャンクフードは美味い。18年一緒にいた人生の相棒が旅に出る先の酒を飲んだ。もう会えないと思っていれば会えたときの嬉しさはひとしおだろう。娑婆にお別れする順番は守ってもらいたい。プリーズお金持ちになって、レスキューミー。まだ酔っとる。2週間後である。
 
返す刀(笑)で子供に買ってきた半額だったピザを焼いて食っちまった。
 

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運動で血糖値は下がるが、それは移動しただけなのだ。また少し炭水化物食べればもとに戻る。
高血糖が合併症の「原因」だと思っていた頃は、血糖値が揚がったら一生懸命ウオーキングマシン歩いたものだ。
激しい運動をすると筋組織はインスリンの許可がなくとも、組織の周りのブドウ糖を取り込む。そして血糖値は下がる。

ADP<=>ATPのリサイクルに使われて、分離された水素と炭素は呼吸から取り込まれた酸素と結びついて水と二酸化炭素代謝される。
やがて、身体というコロニーを循環しながら恒常性を保つ。


結局、ブドウ糖は消えてなくなるわけではない。細胞の外から中へと場所が変わるだけだ(そして様々な物質に代謝される)。
今では僕はブドウ糖が細胞の外の間質液(水)にあること(高血糖)が合併症の(主たる)原因とは思っていない。
炭水化物は毒ではない。糖尿病でない人も、食事をすれば同じ様に血糖値は上がるのだ。だが、細胞の中に入り込んでしまうから検査値ではわからない。


人の体の水分は50リットル、「10万kmの血管」を5リットル赤血球が閉鎖的循環をしている。5000kimの血管が動脈と静脈と呼ばれ筋組織が織り込まれている。
それ以外の45リットルの水分に「ブドウ糖」は溶け込んでいる。
細胞の中に取り込まれるか脂質に代謝されるかすると血糖値は下がる。
 
高血糖はマーカーではあるが、災厄の原因ではないと思っている。
 
高脂血症ブドウ糖が脂質に代謝されてその先の代謝経路が飽和しているか欠損している)や高血圧(動脈と静脈に織り込まれているの筋組織の硬直化)も同じ様に原因ではない。
その後に続く災厄と相関関係はあるが、因果関係にはないのだ。
 
 
食事こそがすべての災厄の原因であり、様々な検査値の異常は食事に対する「身体というコロニー」の自然な反応なのだ。
 
そして、私達は「社会のシステム」の中で食事を選ばされている。「自己責任」ではない。それに抗うには「生きるポリシー」が必要だ。それは時に「宗教」とか「好き嫌い」とか「偏屈者」と呼ばれる。
 
 
masaya50.hatenadiary.jp


デブ(BMI異常)という間に見えやすいスティグマ生活習慣病とその後の災厄に「自己責任」というレッテルを貼り、自分は大丈夫と安心する。
だって、医者の言うこと守っているから検査値は正常だし、糖尿の家系でないから.....


そしてある日、災厄は空から降ってくる。
良く効く薬は、中世の教会の護符や念仏程度には役に立つ。
破滅が襲ってくるまでは、効果がある。