夜半、悪夢で目が覚める。もう眠れない。
もう3年めである。
悪夢をみては目が覚める。
目が覚めた瞬間からしばらく悪夢の中の出来事を繰り返し思う。
長い時間が経ったように感じるが、実際には一瞬である。
この間は声が聞こえた。
幻聴は10%位の人が実際に聞こえるそうである。それだけ多くの人に聞こえるということは「病気」ではなく「正常な機能だ」と言う。どちらにしても、苦しいことに変わりはない。
インスピレーション(内に湧き出てくるもの)とはよく言ったものだ。
考えてみれば、多くの宗教家や世の中を騒がせる人たちはみな聞こえているのだろう。ルターやモーゼよりジョブズやゲイツのほうがいい(笑)。まあ、野球場は作らないが。
宗教などと言うものには縁がないと思っていたが、母が亡くなって写経を始めた。
しばらく、墨をすっていないが、久しぶりに筆を執ろうかと思う。
宗教というのは、形や制度ではないと思う。皮膚の内側から抜け出しては「生きていけない私」が死を望むのであろうか。
人は孤独の中に現実に向かい合う。いずれ孤独の中で死ぬ。
抗うつ剤など飲んでいる暇はない。
どうせこの世に客に来た身である。
今年の国体は福井である。少し忙しくなってきている。毎年、手順を変えながら最適化を探る。自分のコンディションが変わり、経験が増え、提案も変わり、先様も変わる。
またなにか素晴らしい出会いがあるだろう。
台風が通り過ぎたようである。
明日はスタディを撮ろう。
DVDでも借りに行こう(笑)。
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