『幸運な病のスタディ』(1)血糖自己測定(SMGB)

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1992年私は糖尿病と診断されて、治療を受けたり中断したりを繰り返してきました。
2015年眼科で、眼底網膜症で失明するから手術を受けろ、内科でインスリンを始めろと言われました。

その数年前(2007年)に、内科でいつこの治療は終わるのかと聞いた。
その時に、当たり前のように「この薬は治すものではありません、ただ血糖値を下げるだけのものです」と言われたのです。失望した私は内科での治療を止めます。

当時流行り始めていた「糖質制限」を行いますが、長続きしません。そして、2015年、眼科で眼底網膜症で失明するのでレザー治療を・内科での治療を受けるようにも言われます。

ついに、合併症に追いつかれたのです。しかし、私はもう、治療を受けるつもりはありませんでした。

もう一度、死ぬつもりで生活を変えてみようと考えます。(糖質制限には一回失敗しています。)

そして、友人の医師(内科医ではありません)に血液検査をお願いしました。
そして、その友人は私に「血糖自己測定(SMGB)」を勧めてくれたのです。

単に、食事に気をつけていても、その食事が「正しい」かどうか知る方法はありません。おしっこに糖が出ているかを調べる程度です。
しかし、血糖値を食事の後で測れば、その食事がどのように自分に影響を与えているのかわかるのです。

そして沢山の本を読むことになります。

Drバーンシュタインの「糖尿病の解決」では『医学=権威』に自分の命を任せてはいけないという事を学びました。
レッチェン・ベッカーさんの「糖尿病最初の一年」では、勉強することで専門家以上の知識を身につけることを学びました。


やがて、食事や運動をしながら血糖値を測り続けていくうちに13.5から6.5へと落ち着き始めていきましt。

そんな僕の大冒険のスタートの頃のお話です。





参考文献
バーンスタイン医師の糖尿病の解決  正常血糖値を得るための完全ガイド

バーンスタイン医師の糖尿病の解決 正常血糖値を得るための完全ガイド

糖尿病・最初の1年

糖尿病・最初の1年






僕が買ったのは旧版のほうだった。

バーンスタイン医師の糖尿病の解決―正常血糖値を得るための完全ガイド

バーンスタイン医師の糖尿病の解決―正常血糖値を得るための完全ガイド




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