幸運な病のレシピ(28)カレイの煮付け、手羽元プレス、もずくなど、省エネ夕食

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カレイの煮付けは思い出深い。
母がなくなる数年間の間僕は料理を作っていた。
はあっは、歯が右左の上下に一本ずつしかなかった。
入れ歯も諦めて食べることの出来るものは極めて限られていた。

毎日作ったものだ。

卵を抱えているので実にいいタンパク源になる。
煮付ける時は顆粒だしを使わないことも多い。
削り節を入れて煮立てて醤油すると、一番だしになるからである。

かつては、削り節から出汁醤油をとっていた。
所が、使わないと腐れる事が多く、蕎麦うどんを食べなくなったらまるで減らない。そんなかんなで、作らなくなった。



今日は妻と子供が旅行に出かけているので、父と二人の夕食である。
僕は月末の国体の仕事と年末のwebアプリの納期に向けてバタバタしている。



汁も、昨日の残りで間に合った。
八丁味噌のスジ煮込みを一緒に盛り付けると味が複雑になって面白い。
ごぼうが実に柔らかくなっていた。



家族が減っていくと寂しくなるのだろうなと思った。
やがて一人になるのか。
と言うような話をすると、妻はいつも笑う。後片付けが大変だからあんたの後には行きたくないということである。
お互い様である。
できれば年齢の順に行きたいが、内部的(膵臓年齢的)は僕が一番年長だ。



もずくはわさび醤油が好きである。
昔、飲み屋でもずくをわさび醤油で食べたいと言って対応してくれるお店はいいお店だと言われたことが有る。
佐渡の塩もずくはうまいんだよなあ。
まあ、なんだかんだ行っても冬の食べ物である。
今日は珍しく安かったので買った。
水の切れが悪くて、失敗である。




父食事
基本的に多彩なタンパク質。
今日はカレイの卵を食べた。
昨日からヨーグルトは多め。
巨峰とバナナが入っている。



昨日のレバーもいいし、刺し身の切り落とし部分は色々な刺し身が入るから楽しいし美味しい。



僕のお膳。
手羽元の骨にくっついた部分を食べた。
骨の周りに、赤い部分がまだあった。
やっぱ、焼き丸くんにはかなわない。




カレイの煮付けの出来上がり。
この種の魚は、安くて美味しい。

鰹節も結構行ける。
ごぼうなんか入れてもいい。
インゲンなどの場合は最後に散らす。


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