見たいなあ。
そもそも芸術というものは王侯貴族が自分の快楽のために培われたものである。
しかし、芸術家は、自分を表現することを知る。
そしてその表現が普遍性を持ち、人の心を開放することを知る。
そして芸術はすべからく肉体の技であるために過ぎ消えてゆく宿命を持つ。
現実を生きようとするから、苦しみ、そして悩む。
抗鬱剤なんかで現実を忘れようとも、何ら状況は変わらない。
世界は相変わらず自分に牙をむくというのに、気持ちの持ち方だけが変り、食い物にされる。
こちらのヘラヘラしている姿に相手は怒りまくる。
何が悪いのかわからないままに、相手が気が狂っていると断ずる。
従順な消費者を作る合法的なアヘンである。
ヒロポンという名前で覚せい剤が合法的に売られていた時代を忘れてはならない。
社会から目をそらさせるための「医療行政」と言う切り口は最近頭に浮かんだ物である。
多分2冊めの主題となる。
- 作者: 井原裕
- 出版社/メーカー: 弘文堂
- 発売日: 2013/07/11
- メディア: 単行本
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彼も、ドラッグや酒に溺れ、やがてバレーを止めるが、人を愛することで戻ってくる。
苦しんでいた自分を助けるために。
いい話やん!
まるで僕の本のようだ(笑)。
ああ、見てみたいなあ。
billy elliot(リトル・ダンサー)を思い出さいた。
この映画を思い出すと、「ブラス」「フル・モンティ」「キンキブーツ」、ミスティコ−プランドさんと思い出す。
この記事より。
ドストエフスキー『苦しむこともまた才能の一つである。』
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