ホワイトハウス・ダウンに泣いてしまった。

いやあ、いい映画だった。

ダイ・ハードに対してのリスペクトが素晴らしい。

この映画、バッチリ、ツボにはまってしまった。

エミリーさんがいいねえ。
ラストの音楽にまたグッと来てしまった。


もう何回見たことだろうか。

そっして、休日の終わりである。

ダイ・ハード(1)を見たくなった。

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この映画を何度も見返して、ダイ・ハードオマージュに終わっている映画ではないのだということを考え始めた。
最後のシーンで流れる音楽である。
「Street Fighting Man」なのである。
ストーンズの名曲である。



この映像見てもらえればわかるが、「Street Fighting Man」はベトナム反戦の頃に書かれた曲である。
市民にとって大きな意思表明の手段である集団示威行為(デモ)を題材にしている。
権力が暴走した時にそれを止めるために市民が命をかけて意思を表明すること、それがデモであり、ストライキなのだ。

今この瞬間にも多くの国や地域でデモが行われ、血が流れている。
彼女の旗を振る行為に涙が止まらなくなるのはそのせいなのである。

僕が行っている市民活動「百年しばた」にもつながっていく。
いかに権力の暴走を止めるかということである。
権力に酔っている市長やその取巻きも市民であることに気ついて、行動を変えることは出来るのだろうか?

市民が、気がついて、市民として行動すること以外にその解決はない。

残念ながら、そんなおとぎ話の様な結論が生まれるのは困難だろう。
しかし、諦める訳にはいかない。

Vフォー・ヴェンデッタ(V for Vendetta)と言う僕の大好きな映画がある。

この映画のラストも、軍隊が民衆と対峙することが大きなテーマになる。

エミリーさんの旗振りと「Street Fighting Man」の2つでこの映画は忘れられない映画の一つとなった。

裏に現在の格差社会に対して批判的なメッセージがある。
見終わった時に、難しいこと考えないで感じられる所が素晴らしい。
まだまだ、市民も捨てたもんじゃないと感じられる。

この映画は軍需産業VS市民と言う構図を描いている。


まあ、世の中そううまくは行かないが。
光州事件を思い出せばいい。


アウトブレイクで、やはり同様の事が起こるが、軍隊の規律と市民としての判断が天秤にかけられるシチュエーションが僕には大好物なのだ。



長尺の予告編見た。




何かいかにも悪者顔の俳優さんが出ているのだけど、大好き映画の「アウトロー」にも出ていたことを思い出した。
ジェイミー・フォックスが大統領役に出ているのだけど、「コラテラル」が大好きだったことを思い出した。
偶然だけど、両方とも、トム・クルーズの映画だった。




ジェイミーさん、ジャーヘッドにも出ているんだなあ。
あの映画も大すき。ちなみに、あの映画にでてきてこれから爆撃で死ぬ事が決定している敵を狙撃したがる男の心理ってアウトローにも出てくるんだよなあ。
トム・クルーズは兵士を4つに分類するがその4番目の分類の問題である。
確かに、戦争は人間を壊すのだろう。もしくは本性を顕在化させると言ったほうがいいのかもしれない。






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余談だが、予告編を探していてセッションズと言う映画を見つけた。


ヘレン・ハントが出ているこの映画いつか見よう。
僕はヘレン・ハント大好き。
恋愛小説家だったろうか、面白かった。

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