9 ウルフルズって結構好きだ。mixiから引越し2006年09月08日 02:22

結構好きだったことが判明。
今でも時々聞いている。

2005 東芝EMI ウルフルズ, トータス松本

娘がボーボボの大ファンで、このCDを入手。ちょっとショックを受けてしまった。

数年前に東京に出張に行き、宿代がなくて友人の事務所に泊まった深夜番組で『ええねん』を聞いて涙が出て来たとき、スゲエなあって思った。

こんなすんだ気持ちを言葉にできて、歌うことで誰かに伝えられる『声』を持っている人がいることがビックリした。

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大阪が大好きだったからあわててすべてのCDをチェックして、DVDを見て、すっかりウルフルズ大好きオヤジになってしまった。


「ええねん」以降トータスさんの詩には人生に対しての内省というか、人間一般の内側にある悲しさと言う様なものをうたっている。(無論それ以前の曲にも有るが顕著に感じられるのは以降だと思う、やっぱ、結婚して人生送って行くとそうなって行くのだろうか)

このアルバムでは『暴れ出す』が顕著だと思うのだが、人生を見直す年齢になったから出て来る気持ちなんだろうなあ。


「年をとって大人になって、やることやって、怪我の数だけ小さくなって...」と感じられるなんて、何と素晴らしい。

「ムネが暴れ出す」ことが出来ると言うのは自分の中の可能性が有ると言うことなんだろうなあ。
きっと、ムネが暴れ出さない人間は、自分を突き破れないんだ。自分を突き破ると言うのは安吾の言うところの堕落であると思う。

社会の通念や決められたレールから外れたいと言う気持ちが【暴れる心】なんだ。

自分の可能性がどれだけ残っているのか考えながら人生をあがいているとき、この歌は力を授けてくれる。

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ラストの3曲の繋がりが素晴らしいなあ。

3曲繋がり、最初の『まいどハッピー』は昼の日常をうたい、『暴れだす』は夜のしじまと供に訪れる人生への不安、そして『大丈夫』は朝焼けと供に訪れる平穏を感じさせる。


『暴れだす』次の『大丈夫』という曲では、『暴れだす』で、この人どうなっちゃうんだろうかと思った後で、『誰もがムネに幸せな世界のイメージを描いて暮らす....僕は大丈夫....心が何かざわついて何かが始まった.....』と語り安心させてくれる。


無論、他の曲も皆すばらしい.....。


僕は、安吾ウルフルズも大好き。




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