浜矩子さん大好き。(僕に言われても、あまり嬉しくはないだろうけど)

浜矩子さんのスタンスは素晴らしい。

ラジオあさいちばん「ビジネス展望」 でもいつも楽しく聞いている。

動画を見つけた。

「2013年経済見通し」 浜矩子 同志社大学大学院教授 2013.1.15


アベノミクスなどと言うのはおこがましい、浦島太郎の経済学であるというのは痛快である。


この動画の中で、オペラ歌手のカレーラスさんの言葉を引いているのだけど、素晴らしい。
44分30秒ぐらいの所である。
経済学が人の営みであり、経済学は科学であるためには「人間とは何か」ということを明確に見ていなければならない事を感じることが出来て素晴らしい。

こちらの8ページ目に起こされている。


『テレビで彼のドキュメンタリー番組をや っているときに、インタビューに答えて言ってい たんですが、彼は、自分がカタルーニャ人である ということを幅広く許されれば許されるほど、カ タルーニャ人としての自分のアイデンティティ ー(人格)を幅広く認めてもらえればもらえるほ ど、スペイン人らしい気分になっていく。カタル ーニャ人であるということを認知されればされ るほど、スペイン人であってもいいなというふう な思いが強まる、ということを言っていました。』


この組織論は秀逸である。自分であることを認められている組織に対して初めて帰属意識が生まれるという

浜矩子さんの事は余り知らなかった。
昨年、僕の不大嫌いな「大阪の橋下」とのバトルを知って、5冊くらい本買ってみたけど面白いなあ。



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ホセ・カレーラスさんのお話を聞いて、ジョージオーエルを思い出した。
カタロニア讃歌を思い出した。
当然「1984」「未来世紀ブラジル」を思い出す。

僕らが戦うべき相手はビッグブラザーであるが、それを許している心の弱さである。


そういえば、子どもたちと「 V For Vendetta 」を見た。

大好きな映画である。




アーロン・スワーツさんのことを今度書こう。

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