英語を語源から覚えたいと思っていた。若いころ予備校で素晴らしい先生に出会ったこと。

英語の学習に最高の素晴らしいサイトGogengo!が有った。

びっくりである、僕が作れたらいいなと思ったとおりのものがあった。
しかし、入力はどうやっているのかなあ。
大変だろうなあ。

娘に教えてあげよう。

perlという言語が僕の使っている言語なのだが、このサイトもそうなのかなあ。


僕は、高校を卒業した時にbe動詞を知らなかった。

そのまま、東京の「研数学館」と言う予備校に行った。
1978年のことである。


予備校では素晴らしい先生と出会い、自分のための英語を勉強することにした。

以来語源の勉強をするようになった。
いろいろな本も買った。

そして、最近自分でプログラムを作って勉強しようかなと思った。

研数学館では「タケダ マコト」(武田 真)先生と言う人の英語の授業を受けたのである。
僕にとっての恩人であった。
多田道太郎さん、桑原武夫さん、鶴見俊輔さん、といった人たちのことを話してくれた。
社会学のフィールドワークをなさっていた事を覚えている。
大学に入ったあとで社会学文化人類学のすばらしさを知ったのは先生のおかげかもしれない。



18歳の僕は、全く生意気で、何も知らず、本が好きで映画が好きな人であった。

社会学に興味はあったのだが、本格的に読みだしたのは彼のおかげである。
僕はそんな話を聞くと神保町の古本屋さんに行って買ったものだった。

先生は英語を語源から学部事を教えてくれた。
英単語を語尾からの順で並べてみると、意味のかたまりで集まるというのだ。
プリントを作り配ってくれた。
その授業の後で、神保町の本屋さんで郡司 利男さんの「英語逆引辞典」を買った。
一度だけ先生と話をしたことが有った。
すごく気さくに話して頂けたのだけど、郡司 利男さんのほんの話をしたらご存知だった。


僕が英語を少しだけ出来るようになったのは先生のおかげである。



もう一人最好きな先生がいて、その人は古文を教えてくれていた。
古い言葉を何のために学ぶのかなあと思いながら彼の授業に出たのだが、素晴らしかった。
今だに古文の活用なんかを知っているのは先生のおかげだ。
(今ではあまり好きでない)鈴木孝夫さんの本をこの頃読み出しているので、多分授業で聞いたのだろうなあ。

お二人に共通していたところは。
受験のための勉強などではなく、もっと先の人生のための勉強をする。
学問の世界は、面白い。

という事をご自身の姿自身で表していたことだと思う。

口でどう言ったって伝わらない。
その姿を見て、伝わるのだ。

すでに僕も54歳である。
多分一回りくらい違ったと思うので、おふたりとも60代後半に近いお歳だろうなあ。

お会いしたいものだ。


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