子どもへの性犯罪前科の問題

性犯罪の前科者以外には性犯罪者はいない筈が無い。

人は得体の知れない『性欲』と言う物と一緒に生きて行かねば成らない。
素晴らしい愛を見つけ、子どもを授かり、人生を豊かにする為の大事なものである。

時に、人を傷つけて、犯罪となり、人を破滅させる。
同性に対しての性欲を厳しく取り締まる戒律(法律)の地域や国も有る。

そしてその欲望の向かう先を人には制御できない。
人は欲望に動かされているのだ。

多くの文学や芸術の語る所である。

問題は、極めて個人の中で人を突き動かす『欲望』を社会がいかに取り扱うかである。
ラングとパロールの問題である。

青ひげの昔から繰り返し顕在化する大きな課題である。
渋沢龍彦さんの本を読んでみると分かる。

役人の小手先の対応では解決しない。


性犯罪の事は何度か書いているが、難しい問題である。





朝日新聞デジタル
記事2012年9月24日5時30分
子どもへの性犯罪前科、大阪府に情報提供へ 法務省方針
 子どもへの性犯罪で服役し、出所した人に住所の届け出を義務づける全国初の条例が大阪府で施行されるのに伴い、法務省は、対象者の罪名や刑が終了した時期について府の照会に応じる方針を固めた。届け出た府民が該当者か確認できるようにするのが目的。各地の刑務所などに照会があれば、回答するという。

 府は、出所者の社会復帰支援が条例の目的としている。前科情報は社会復帰にマイナスの影響を与えかねないため、省内には慎重な意見もあったが、府が対象者本人の同意書を添付することなどから、「拒む理由はない」と判断した。10月の条例施行を前に、近く府と覚書を交わす予定。

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