子供はいつか大人になって、犯罪者となるか被害者となるかの道に入る。

先日、教育の現場で戦っている人と1時間くらいお話をする機会があった。

僕は以前から、「いじめ」は性犯罪の一種と考えている。
ここで言う性犯罪とは、『「性欲が、互いに被害感情を持たない行為で解消出来ない場合」に発生する何らかの関係』と定義したい。

前提として、『人を支配する事が性欲の発散の一つの方法である』と考える。




教育ではいじめは無くならない。
空腹が教育でなくならない様に、性欲も教育ではなくならない。
大体からして、教育でいじめが無くなるんだったらとっくに無くなっているのである。



その人は、「ホルモンのバランス」がいじめを作り出す。
いじめの無い学校は無い。(全ての学校にいじめは有る)

と言う事をベースに様々な活動を行っている人だった。

ほとんど意見が同じでビックリした。

子供が、親や教師にいじめを打ち明けない事も理解していた。



正直ビックリした。



学校の先生がそう言う考え方を持っているとは思わなかった。

CPAという運動を推進しているそうだ。

CAPに関しての判断はまだ出来ないが、僕は、そう言う考え方が出来る所に素晴らしさがあるなあと思った。


デートレイプや妊娠、性病と言う事を訴えている。

社会学性教育と言える。

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そこで、提案である。


いじめの加害者や親に、子供がいじめの参加者(又は首謀者)で有る事を意識させる運動を行ったらどうだろうか?


性欲を暴力や他人を支配する事で解消する事を覚えてしまうと、大人になってから大変な事になる。

DV夫や会社ではパワハラをするのである。
ストーキングや犯罪に繋がるだろう。


僕は自分の子どもが、いじめを受けると言う事も不安だが、いじめで性欲を解消する癖を付ける事はもっと心配である。






いじめを無くそうと言うキャンペーンは軸足が被害者の救済にむけられている。
しかし、加害者(と参加者:傍観者)を無くする事がもっと大事である。


ある子が被害者だったのが解消されても、別な子がターゲットになり、陰湿化されて行く場合が多いのであるから。

ちなみに、傍観者と言うのも実際には誰かがいじめられているのを見て快感を得ている(無論意識下である)。
他人のセックスを見て性欲が増進されるのと同じである。

死刑の執行が娯楽であった時代を思い出そう。
権力が支配するのを傍観するのは「人のサガ」である。





いじめの傍観=AV鑑賞と言う事である。


色々と書きたいことはあるが、時間が無い。





犯罪は教育ではなくならない。
しかし、発生のパーセントを落とす事は可能だ。


そしてどこかに最適な回答は有るはずである。

探さなければ見つからない所にある。



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